ポエトリーリーディングの「高揚」の方向性
こんばんは、四宮です。昨日一昨日は出かけてましたが、今日は本気で何もしておらずあまりに虚しいので、何か書きます。
最近知ったのですが、音楽の一ジャンルで、「ポエトリーリーディング」というものがあるそうです。
wikiるとケルアック、ギンズバーグやら谷川俊太郎やらが出て来ますけども(知ってるとこだけ拾った)。分かったようで分からない。
要は「メロディに乗せて詩を朗読する」、という形式のこと。
音楽に詳しくない小説好きの感想としては、
とにかくセンチメンタル。
ですかね。
そういう曲を選んで貼ってるのもありますけど。ばしーっと殴られたような衝撃がありますね。
自分に関して言えば、何度も言ってますけど音楽には暗いので、単純に「等身大の言葉が感情の乗りやすいメロディにのってる」のが好きなだけなのかもしれないですけど。匿名の人間の雑多な文章の置き場であるところの増田が好きなのと同じような感覚ですね。(一緒にするのもどーかと思うけど)
っていうか私、ヒップホップとラップの違いすらよく分からないレベルで。どうも、ヒップホップという文化の中にラップという形式があるみたいなんですけど。アレだ。社会へのメッセージ的な…?(適当)
そんな中で、ポエトリーリーディングの主題となりやすいのは、不安定な現状への述懐、将来への不安、過去への憧憬、そんな所なんでしょうか。
これなんかも、ネタっぽいですけど、やっぱり根底に「自分という存在を認められない」という漠然とした不安みたいなものがある。
とにかく、やたら叙情的でセンチメンタルなんですよ。ずっと聴いてると戻ってこれなくなりそうなくらい。
この曲から想起される風景の美しさは本当に貴重。
詩を音楽に乗せて抑揚をつけて喋って(歌って)る訳で、そりゃ精神も高揚しますよね。
ところで、わたしボカロ厨なので、元々はボカロからポエトリーリーディングを知ったんですけれども。
ボカロでは、「POEMLOID」というタグが付いてますね。今は。
最初に知ったのがこの曲でした。
静謐で、堅実なんだけれど、柔らかい。単調で、冷たいようで、暖かい。
さっきまで挙げてきた曲とは、似ているようで結構違う。
合成音声ソフトには感情がありません。調整が上手い人ならあるように喋らせることもできますが、上記の曲の声は、明瞭だけど抑揚がない。
そこが好きです。逆説的に温かみを感じます。素人ながらそう思います。
めちゃくちゃかっこいい。
そしてやかましい笑
後ろ向きなのに煽られている感があります。大好き。
確かにポエムをリーディングしてるんですけどね。
叙情性どこいった。
どちらも2012年の曲ですが。
この前年末から、TVでGoogle ChromeのCMとして「Tell Your World」が流れ、「ボカロ」というジャンルの知名度は加速度的に上がり、中高生を中心に浸透していくわけです。
そんな物思いを吹き飛ばすようなネタ曲っぷり。
今年の元旦にUPされた曲。
「ポエムコア」なるタグが付いてますが、こういう硬質な感じの曲にはボカロ声がよく合いますね。あんまり意味のある文章を発語してないですが。
まぁ、機械(ソフト)が喋ったり歌ったりすることの何が楽しいの?って人も多いと思いますが、このように、使っている人によって、色々な面が見られるのが好きです。今回はそのごく一部ですが。(あと単純に、そのソフトの声が好きというのもあります。)
「語る」ということは、言葉で自分を表現することです。自分の声で、自分の人生を歌う人。機械の抑揚のなさを逆に利用する人。
普通の音楽とも少し違う、「語り」の魅力を、もっと追いかけて行きたいと思います。
発話(はつわ)とは、言語を音声として発すること。またその結果として発せられた音声のこと。
発話は認識の表出・出現である。 「あなた」と「わたし」、「行く」「止まる」など自己の意識を確認するのも発話である。
(Wikipedia『発話』)
本日は以上です。
ヒロイン+あの食べ物!? 菓子テロ・「だがしかし」の魅力を解説する
年が明けた途端、ある漫画の名前をネットで目にするようになった。
1/7からアニメ化し放映される漫画、「だがしかし」である。
12月に一読してハマったので、年明けにドヤ顔して一番乗りで書こうと思ったのだが、世の中そんなに甘くなかった。世のアニメ好きさんは放映前に原作で予習するらしい。すごい。
ただ、ヒロインのあまりの可愛さに、そちらに重心をおいてのレビューが多いように見受けられたので、そちら以外の魅力も書いてみたいと思う。
ハマったきっかけ。
昨年12月、アニメ化にあたり本屋で平積みになっていたが、「駄菓子を題材にした漫画」と聞き、「はいはいグルメ漫画乙」とか思ってスルーしていた。落ち着いた色の表紙が周囲に紛れそうだったというのもある。
が、数日後。「ヒラコーとか好きでしょ? なら絵柄が絶対好みだから。ヒロインがめっちゃエロカワイイから。良いから読め」と全巻手渡されたので、読んでみた。そしてハマった。
以下、結構な内容バレしてますので注意。
「だがしかし」の魅力とは。
ヒロインが2人とも素直可愛い
ヒロインそのいち。製菓会社の令嬢、枝垂ほたる。
容姿は見ての通り。ちょっとゴシックっぽい格好で、言葉遣いもきれいなのだけど、とにかく明るく、表情が豊か。登場時に毎回、変なポーズをとっている。
作者の性別は、近影のイラストを見てもよく分からない。男性目線の「わかってらっしゃる」感じのエロ可愛さ、との評も多いけれど(そのへんもヒラコー先生ぽい)、繊細な感じが女性らしいとも思う。
なんとなく、黒咲練導センセイを思い出した。作風は違うけど。ちなみに、先日久しぶりに新刊が出ているので、気になる方はチェックしてみて下さい。
彼女の囀る声 黒咲練導作品集2 (書籍扱い楽園コミックス) | 黒咲練導 | 本 | Amazon.co.jp
ほたるちゃんに戻ると、主人公の父親を自分の経営する会社へ引き抜くために街へ訪れたところから話が始まる。なので、いろいろ画策はするのだけど、まぁギャグなのでゆるい。
たまにヘタレてるのがかわいい。かわいい。
あと、「だがしかし」にはもう1人ヒロインがいる。テストに出るので、覚えて帰ってください。
遠藤サヤちゃん。ピアスとかピンいっぱい付けてるのかわいい。
サヤちゃんは特に駄菓子マニアでもなんでもないんだけど、メンコをしたり駄菓子で遊ぶのとかがとても上手いという。喫茶店で働いているから、手先が器用なのかな。
守りたい、この笑顔。
まぁお約束のごとく主人公が気になっているのですが、なぜかというか、ほたるちゃんにちょっとドキドキしている描写がある。読者サービス(?)としてほんのり百合が入る時代、万歳。
誰でも知っているお菓子の知られざる魅力
1話あたり7ページで、1つの駄菓子を取り上げる。とにかく、「へぇー」とニヤニヤの連続。駄菓子ってこんなに面白かったんだ、と思う。
いいこと言ってるんだけど。顔が…ポーズが…w
・梅ジャムはたった1人の職人によって作られている(ぐぐったら有名な話らしい)
・ベビースターのキャラクターには男の子と女の子がおり、色々な衣裳は、デザイナーである母が作ったものである(名前は知ってたけどお母さんまでは…)
・「ヤンヤンつけボーは駄菓子か否か」論争(確かにちょっとだけ高いよね)
チョコベビーで、☆やスマイルマークがついている粒はアタリ、というのが昔あったじゃないですか。アレ今はないらしいですよ奥さん。
もともと作者が好きだったから、この題材になったのかもしれないが、取り上げ方はテンポがよく、客観的でわかりやすい。
結構ゆるいエピソードが多い。「どっかで見たようなアレ」をそのまま世に出したら、版権問題でもめたとかも複数あるようだ。まぁ、時代ですね。
駄菓子が持つ、じゃっかんのB級加減もうまく取り上げて笑いにしているけど、
ラブとリスペクトが感じられる。こういうのがとても好き。
いいこと言ってるのに…毎度ポーズが…
きちんと取材していることもあって、滅多なことも書けないのかもしれないけど、やっぱり対象に対する姿勢は伝わってくる。例えば「ヤマノススメ」とか好きな人にはオススメしたい漫画。
会いにいけるアイドル…もとい、手に入る食べ物
先にも書いたけれど、私は普段、グルメ(食べ物)漫画はほとんど読まない。特定のお店や想像上の料理であれば食べられないし、料理漫画のレシピは家では作れても、毎回欲望に振り回されるのがしんどい。
そして、断言するけど、「だがしかし」は飯テロならぬ、菓子テロである。読んだら必ず、駄菓子を買いに走りたくなる。
だが、しかし。
駄菓子の値段は100円前後。作中でも言われているけれど、そもそも子供が少ないお小遣いで買えて、なおかつ長く楽しめるように、工夫されているのが駄菓子である。
そして、大人になった我々だけが知っている楽しみ方。
そう、大人買いである。
今は寂しいことに「駄菓子屋」自体はあまり無いのかもしれないけれど、読み終えたらコンビニに走ることはできる。
ちなみに、イオンモールには駄菓子屋さんが入っているところが結構あるようです。
あらためて放映情報。
2016年1月から放送予定!
基本情報
<TBS> 1月7日(木) 深夜2時16分~
<CBC> 1月7日(木) 深夜3時30分~
<サンテレビ> 1月8日(金) 夜11時30分~
<BS-TBS> 1月9日(土) 深夜1時30分~
<CS-TBSチャンネル1> 1月17日(日)深夜1時30分~
(再放送 1月23日(土)深夜3時30分~)
配信情報1月11日(月)12時から開始!(※毎週月曜12時更新)
<U-NEXT>
http://video.unext.jp/genre/anime
<アニメ放題>
http://animehodai.my.softbank.jp/feature/d/
というわけで、久しぶりに正座して観たいアニメができました。
楽しみだなー。
本日は以上です。
「スターウォーズ」の知識ゼロの自分が、初代と最新作を見較べてみた。
☆きっかけ
えっと。相方(お笑いのではない)が観たいと言うので、観ることになりました。「スターウォーズ」最新作、「フォースの覚醒」。
なんですが、ホントにほぼ名前しか知らなくて。「黄金のロボットと小さいロボットが出てくる」「ダースベイダーが悪役。ライトセイバーで戦う」「ヨーダ」くらいしか知識がなくてですね。
で、最低限の予習をしとこうと思って、先日の一挙放送かなんかで録画した初代(EP4)を昨日の午前中に観ました。
その足で映画館に行って、EP7のレイトショーを観たわけですが。
なかなかのカルチャーショックを受けたので、書いてみます。
あ、がっつりネタバレしてますので、あらすじとか細かいとこ知りたくないって方はバックバック、 オーライです。
☆初代に感じた「若書きの勢い」と「人間への違和感」
まず初めにいきなり、説明が入るんですね。「レイア姫は設計図を盗みだしたのであった!」って。
えーと、盗んじゃった側が「正義」のポジション、そちらに感情移入すべきなんですね。体制側が、悪。レジスタンスが、善。うー…ん? はい。OKOK。
とにかく世界観の作りこみがすごい
しょっぱなから、設計図を盗みだして追われて捕まるシーン。
で、秘密を託されたドロイドが逃げた先、ルークのいる星の厳しい生活が出てくる。
もうね、いきなりサンドピープルが、とか先の戦争が、言われても分からないわけですよ。こっちは。
監督の頭の中にあったんであろう、星の歴史・民族・生活様式とかがごちゃっと出てくる。わかりにくいんですけど、でもそれがいい。こちらを巻き込んでくる、設定の作り込みのすごさ、話としての密度の高さ、これはもう本当にたのしいですね。
今でこそ、スターウォーズといえば誰もが知ってる世界観ですが。この映画が製作された当時、ナマで観た人からしたら、血管切れそうなほど興奮したんだろうな。魅力としては、型月とかFSSかガ○ダムとか、エ○ァとかヘルシングみたいなもんかなと思ったんですけど。どうなんだろう分かんないです。
この作品が、ある時突然ぽっと生まれたものなのか、源流となる作品群があるのかは知らないですが、いずれにしてもその見せ方、運び方の方も同じくらい重要なわけで。ミクロな個人の生き様と、マクロな銀河系の命運が交錯してくテンポの良さがすごいなと思いました。設定厨のストーリーテラーというか。
キャラクターにいまいち共感しにくい
最初に違和感を感じたのは、ルークのおじさんおばさんが殺されたときですかね。「黙って焼け跡を見つめる」シーンの後、すぐに「じゃあオビ=ワンについて問題の星に向かいます」ってなってて。いや、嘆き悲しまなくても良かったんだけど、なんか、こう…。日常から永遠に別れるにあたって、もうちょっと何かないのか、と。
レイア姫。たぶん「高貴な身分だけど勝ち気で有能な美人」って役柄だと思うんですが、わりとただの毒舌になってた気がする。チューバッカには結局、「このでかいだけのもふもふ絨毯が!」みたいな一言しかかけてないですからね。
ハン・ソロ。金のためでなく義のために助けに来るシーンはかっこいいんですが。途中で思い返すなら、最初から協力してくれればいいのにとはちょっと思った。
チューバッカ。彼(?)がどういう性格でキャラ付けなのかイマイチわかんなかった。
あと、脱出するときにオビ=ワン見つからなかったら置いてくつもりだったのか…とか。なんっか共感しづらいところが多い。
ばったばったと人が死ぬ
まぁ、そうだろうなとは思ってましたけども。初めて敵の戦闘機(?)を倒して、イェーイ!ってなってるルークにちょっとびっくりしました。
ただですね。この違和感が曲者で、それは後述します。
☆最新作の「完成度の高さ」がヤバかった
先日、「とてもよくできた続編で、原作ファンにも配慮しており申し分なさすぎてなんだか…」というようなエントリを読ませて頂いて、へえなるほど…と思いながら行ったんですけど、ホントにその通りでした。その文章を読んでいたから、余計楽しめたと思います。感謝です。
「これぞスターウォーズ」を詰め込んだ?内容
まず、物語の骨子が初代と似てるんですよね。ドロイドに機密を持たせて、それを守り、情報を送り届けて善を成すことに使う、っていう。そこに、ジェダイの騎士の覚醒と戦いが絡んでくる。
BB-8がまた可愛いんですよね。柿右衛門みたいな見た目して、感情豊かで、ぴこぴこ言って転がりまわってるのがたまらない。
あと、旧作に出てきたキャラと船が、時代を経て帰ってくるというのも、ファンには嬉しいんだろうなあ。C-3PO、ハン・ソロとチューバッカ、ミレニアム・ファルコン、レイア姫(将軍)、なんかが、お互いに久しぶりな状態で出会うのは、何も知らない自分でも快感でした。
計器の見た目とか、照準を合わせる画面(?)とかは、初代そのままを使っているんですよね。そこは無駄に現代っぽく直さないのが良いです。
ディズニーランドで乗るアトラクションで、入り組んだ船や建材の間を抜ける飛行体験させるやつがありますけど、今回もちゃんとそういうシーンがありましたね。スターウォーズといったらアレなのかなあ、と思いました。
説明も分かりやすかったし、それでいて説明口調じゃなかったし、何というか花マルなシナリオだったと思います。
新しい作品にふさわしい風
ストーリーの中心になるキャラクターが、白人女性と黒人男性なんですよね。そういえば前評判でなんとなーーく聞いたことあったかも。
けっこう挑戦だったのか、そうでもないのかは自分には分からないんですが、登場人物の属性を求めているわけではなく、新要素かどうかはどうでもよく、ただ物語としてどうなのよ。ってところを求めているので。それが全てな訳ですが。
結果から言いますと、とっても良かったです。
●レイも気が強くてしっかりした女性で、手をひかないで!とか言いますけど、BB-8をつい面倒みてしまったり、自分を置いていった家族を待ってたり、柔らかいところもあって、バランスが良いんですよね。フィンを助けたのに「ラッキーだったわね」とか(ああいうノリは英語圏のソレなのかもしれないですけど)。素敵な人だと思います。
ハン・ソロを失って、レイア将軍と無言で抱き合うシーン。あれも女性ならではというか、やさしい思いやりが伝わってきてよかった。
●フィンもねー。自軍から離反するわけだから、描きようによっては嫌なやつになりそうなんだけど、「これが正しいことだろう」って台詞がまず良かったです。あと、「子供の頃さらわれてきた」「再教育を受けていた」「襲撃された村の出身だった」とか、こうして書くとホントよく伏線張ってるなあ。
彼は生まれ育ちもあって、若干保身にはしるところもあるんですけど。良い人なんですよね。BB-8に拠点を聞いて、ナイス!って親指立てたら、シュッ!ってライターの火で返されるとこかわいかった。…最後は、格好良く戦って決めましたし。
●あと、別にこれは新しくはないんだろうけど、酒場のおばちゃん(おばあちゃん?)もいいキャラでしたね。出てる時間は短いけど、人柄が練れている感じが伝わってきて好きです。
ばったばったと人が死ぬ…のに違和感がない
これねえ。不思議なんですけど。
EP4と比べると、こちらのほうが余計に人が死んでると思うんですね。
共和国の惑星(基地?)がいくつも爆撃(?)されてたし。戦闘シーンも作りこまれてるから、モブの倒れるとこも結構あるし。(「裏切り者!」ってフィンに斬りかかるストームトルーパー、あれ名前ないけど(ないよね?)めっちゃ格好良かったですね)
ただですね。初代と同じように、倒したぜヒャッハー!なシーンはそれなりにあったにも関わらず、全然「えぐいなあ」と感じなかったんですよ。
何ていうのかな、「これは映画だから」感がすごくて。映像的には、初代よりもリアリティが上がってるはずなのに、人が死んでも「だってこれ映画だから」って思ってしまう。
なんですかね…。これが金の力ってやつですか…(たぶん違う)
しかし、人の死というような事柄も描き方によって、思い通りの効果をあたえるように処理できる。っていうのは、新しい発見でした。
どうでもいいツッコミ
●初代もこっちもそうなんですけど、人質を取って口を割らせるのに、どの程度の尋問してるのかなぁ、って気になりました。いや勿論苦しいんだろうけど、レイア姫にそんな手荒な真似したように見えなかったし、ダメロンも五体満足だったし。
必死なように見えてぬるくないですか、帝国軍。「1984年」とか「華氏451度」の読みすぎじゃないかと言われると、まぁ、はい。って言うしかないんですけど。じゃあお前が拷問されろよ!とかそういうツッコミは勘弁してください。普通に嫌だ。
●ハン・ソロとカイロ・レンの再会シーン。なんでストームトルーパーに撃たれなかったんだろう。行間読める人じゃないからか、よく分からなかったです。感動のシーンだから、とかじゃないよね。
●最後。あと2分で最終兵器が再発射されようというときに、チャンバラしてる場合だったんだろうか。爆発物と戦闘機ズのおかげで危機は乗り切れましたが。…まぁ、トップを引きつけておくのが任務だったのかな。
☆比較して、どちらが「面白かった」か? どちらを「すごい」と思うか?
えーっと、すみません。「どちらが面白かったか」でいえば、EP7の方ですね。
見慣れた、湯水のように金を使ったであろう映像と、よく練られたストーリーでした。テンポも良かったし、登場人物にも共感できたし。ほぼ文句のつけようなく楽しめました。
でもって、ドシロウトなりに「すげー」と思うのは、EP4の方ですね。
何せ、この世界を作った神様ですから。当然。
同時代で見たかったなーという気はしますね。古い映画はなんでもそうですけど。
というわけで、新旧それぞれ楽しめたなー!という話でした。
蛇足
蛇足というか、タイトルとは無関係なんですけど。
映画が始まる前に出る注意動画、あるじゃないですか。今回はなぜかホフディランが出てて。
で、「♪映画は楽しいよ~ハラハラドキドキ、涙がポロリ」みたいな歌を歌うわけですよ。(歌詞は忘れました)
ちょっと気になったんですが。私はもともと、あまり映画とか観ないタイプで、あっても今回のような、ハリウッド超大作!みたいなやつなんですけど。
文学、音楽、映画、みたいなジャンルにおいては、必ずしもFunじゃなくInterestingを受取るタイプの作品が数多くあるわけで。こう、今回みたいに美男美女が出てきて、勧善懲悪で、楽しかったー!みたいなのだけが映画ではない。というのは知ってるつもりなんです、が。
どんなガチで鬱な映画も、「♪映画は楽しいよ」で総括されるんだろうな。スクリーンという場所は偉大だなぁ、と思いました。
おしまい。
FNS歌謡祭にモヤッとしたのでJ-POPで好きな曲を上げてく
はい。途中から観ました、FNS歌謡祭。そしてリタイアしました。
「Story」(AI)。ご本人と秦基博さん。秦さん向けにキー下げてました?そんなことない?なんか歌いづらそうだった。
「夢を見れば傷つくこともある」(Kinki)。なぜこの曲だけ、「作詩」って表記…? 右上と下段、両方「作詩」だったのでたぶん誤植ではないと思うんですけど、秋元氏の意向…? そのコダワリにどんな意味があるんでしょうか。自分が知らないだけかもしれませんが。
「WISH」(嵐)。好きな曲。嵐のバックダンサーとなり一曲で去っていったももクロちゃんは純白の天使でした。いままででみたなかで一番キレイな笑顔だったかもしれない。男女ペアで、視線を合わせてるところがかわいかった! …でも歌わないんですねそうですか。
「やっちゃった!!」(舞祭組) …中居さん。後輩にまともな曲を歌わせてあげてください。しかし曲調は好み。
「トリセツ」(西野カナ)。これは別にモヤッとしてないですね。めっちゃかわいい。ピンクのリボンのついた衣裳も、声も歌詞もほんっっとに可愛い。
西野カナというと、ネットでは単純なラブソングとしてばかにされがちですけど、素直に歌詞を書くのってすごく難しいと思うんですよ。(ゴーストライター・編纂の可能性はここでは省く) 何かが好きで通じている人というのは得てして、変に技巧を凝らしたくどくてクサいものよりも、きれいで素直で明るいものが好きだったりするじゃないですか。自分は別に作詩…もとい作詞に通じている訳ではないけれども、言葉マニアとして、あの方向性はとても好き。
今回でいうと自分という「モノ」の説明に終始していて、抽象的なことばに流れていないのがいい。あと、「○」の破壊力ですね。モーニング娘。の時代から「○」の可愛さはJ-POPにあったわけですけど、最近めずらしいのでは。
内容はちょっとわがままに見えるかもしれないですけど、アレぜんぶ本気で言ってるわけじゃないと自分は信じてます。言ってみただけ。世界で一番お姫様、というポーズで、少しくらい叱ってくれたっていいのよ、って思ってると思います。
あとカナちゃんの顔も声も好き…髪ひっつめててもかわいい…さいきん結婚の曲が多いですが、本気でカナちゃんに嫁にきてほしい…。
というわけで、激しく脱線しましたが、全体の感想としては、人気の人を並べればいいってもんじゃない!と思いました。あと、曲が偏りすぎ。またこれか…と思う曲が多すぎる。
なので、むかし自分が好きでMDが擦り切れるほど聴いたノリのいいJ-POPをてきとうに貼っていきます。(歌謡祭でコレはやらないだろ…とかそういうツッコミはなしで…)
基準としては、「懐メロ」「TVや有線で繰り返し聴いたJ-POP」となっております。軽ーいかんじで流してください。
今でも精力的に活動しているバンドなのであれですけど。趣旨が懐メロなので。懐かしさでのたうちまわってください。
あーかっこいい。今でもたまにお風呂で歌います。
「a walk in the park」でも「NAVER END」でも「Respect the power of love」でもいいです。いい曲が多すぎて。
Dragon Ashもそうだけど、キャリアが長いひとはすべからく、ジャニーズみたくメドレーで歌ってくれたらいいのになあと思うんですよねー。若い子が、なにこれ格好良い!ってなって、iTunesで調べて買ってくれたらいいです。
キックザカンクルーをきちんと知ったのが、解散する直前だったりします。昔はこういうヒップホップ=ラップだと思っていて(…ほら!子供だから!)、J-POPにおいてラップが「ちゃんとメシ食ってるか」方面に伸びていくとは想像していなかった。
やっぱりスチャダラパーの入ったVerが好き。
なんとなく察されると思うんですけど、自分は趣味がちゃらいのか、あんまりこういう曲調は聴かないんですが。ゆずもコブクロもなんとなく足が向かなくて(ファンのひとごめんなさい)、ただ19はなぜだかとても好きです。でした。
以下、「青いベンチ」「3月9日」を貼ろうとして止めました。みんなCD持ってるよね。「小さな恋のうた」とかね。持ってないひとはいますぐタワレコで買ってください。
ポルノはわりとメドレーあつかいで出ることもあるような。どの曲も良いので以下略ですけど気分でコレ。
Mステではじめて「ポルノグラフィティ」というバンド名をきいたときは、どうせ長続きしないコミックバンドだと思っていました。申し訳ない。
浜崎あゆみも元ちとせも「奇跡の歌姫」的な売り出し方で、渋谷なり沖縄なりから発信されてきた人ですが、「歌姫」の定義がいまだによくわからない。「声に力と魅力がある人」といえば、昔から知ってる人でいうと自分のなかではUAですかね。
冬なので。
思春期に聴いた音楽が嗜好を決定すると言いますが、自分のなかの「音楽」に小室ファミリーが及ぼした影響は計り知れないです。ただ、ご本人をめちゃくちゃ好き!リスペクト!かっていうとそうでもなく…。いやもちろん好きだけど。
ボカロを知る前は、作曲者・作詞者というのは自分にとって「ソングメーカー」以上のものではなく、シンガーソングライターだろうがバンドだろうがそれは同じことで、「同じ人間が作っている」って意識があまりなかったですね。「柏手を打つと曲を作ってくれるブラックボックス」だと思っていたふしがあります。
いつだかラジオで誰かが言ってたんですが。「aikoちゃんの凄いところはー、あれだけ曲を作ってるじゃん? で、みんなラブソングで、聴いたらaikoちゃんだってわかる感じじゃん? いや、マンネリって訳じゃないけど、わかるでしょ? でも飽きないんだよなー。偉大だよなー。大好き」
全力で同意したい。いい奴でしたよ彼は。名前知らないけど。
うまく貼れなかった…。いま活動してるポップスの男性ボーカルで一番コンスタントにきれいだなうまいなあと思うのは実はEXILE(個々の人は認識してない)なんですけど、昔からそういう系統のうまさに弱いっぽい。
…J-POP…? ドラマの主題歌だったので覚えたんですけど、甲本ヒロトの名前どころか「リンダリンダの人」とすら思ってなかった無知さ加減でした。でも子供ごころにビビッときたんだろうなあ。
久しぶりに聴きましたけど鳥肌立ちそうになりました。いい。
こういう、どこをとっても可愛らしくて、ちょっとミステリアスなのがツボなんです。今だとやなぎなぎさんとか。
これもあれだ。ドラマの主題歌ですね。ドラマのエンディングは切なくていい曲多いですね。本編が面白いと余計に。
「切なくて鮮烈に心に残ったドラマのED」ということで脳内から引っ張り出してきた曲。
ちなみに、サザンの「愛の言霊」が香取慎吾主演の子供向けドラマの主題歌だったことを覚えている人はまだいるのでしょうか。何を考えてあのタイアップだったんだろう。
ちなみに自分が ↑ の頃聴いてた「洋楽」のリストを見るともう、ニヤニヤするしかないですね。
…ホントに聞きます?
ミシェル・ブランチ、アヴリル・ラヴィーン、リンキン・パーク、SUM41。らしいです。なんてそれっぽい流れなんだ…。
満足したので寝ます。
J-POPに幸あれ。
おやすみなさい。
世にも奇妙な…森瑤子と阿刀田高がこわい。
物を買う基準に「カワイイ」が入っている人、手を上げて。
また…やらかしました。
妹の誕生日祝いに小さい雑貨でもと思って、会社帰りに駅ビルの雑貨店に寄りました。
わーひざかけやマフラーがいっぱい、ふかふかであったかそう。
手帳もカレンダーも出てるし、そういえば来年のそろそろ買わないと。
…くまのぬいぐるみの定期入れとか、いい歳して持てない!でも欲しい!