「まだ見ぬ一冊」の話。
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
えー。昔、久美沙織の小説の書き方本を読んだことがあるのだけど、ふと思い出した。「みんなに同じテーマが出たときには、テーマを復唱するところから書き始めてはいけない。みんな同じことを書くに決まってるのだから」
確かに。さっき観てたプレバトの陶芸バトルでも先生が言ってたように、フリースタイルな分野では、自分らしさを積極的に出してかないとイイ点が貰えないのかも…? ドンマイ、梅沢さん。
で。上記の書籍が「人生に影響を与えた一冊」かというとそうでもなく。エンタメのつくりかたマニュアルとして面白く読めたから印象に残っているという。
じゃあ、人文科学系のお堅い一冊が紹介できるかっていうと…。言ってみたいよね、「ウェーバーのこの1冊との出会いが、私のその後の人生を大きく変えた」とか。
でもタイトルによっては注意が必要なきもする。『わが闘争』とか『君主論』とかだと、「この人はどんな人なんだろう…」って気になって、うっかりその人のブログを辿ってしまうかも。あれ、アクセス増える手段じゃない?(笑)
ちなみに昔、某出版社の就職試験の一次(書類選考)で、「最初に読んだ本/人生を変えた本」というお題が出たことがある。そのとき自分は次のようなことを書いた(はず)。
”生まれたときから、本を読み聞かせていれば静かな子だったので、「最初に読んだ本」は覚えていない。 ただ、バイト先の同僚の書きかけの小説を読ませてもらい、「この本に関わってみたい、先をみてプロデュースしてみたい」という願望を強く持った。そういう意味では、まだ見ぬその1冊こそが、自分にとっての「人生を変える本」なのかもしれない”
うーん。いまみるとそんなにおもしろくないけど、当時は頑張ったんだろうな。
ちなみに、そのときは書類選考は通過しました。二次のテスト的なもので普通に落ちました。残念。
この文章はどこに向かっているのか謎なのだけど、うーん。知性溢れるはてなーさんが(煽りじゃないですよ。皆、ホントに何を食べて生きてるんだろうと思う)ブクマコメとかに、「お勧めの本」を書いてくれる…とか。
ほら、自分の見たいものばっかり探すと偏っちゃうから。人との出会いの中にこそ、発見があるんですよ。
なーんてね。
あっ炎上商法(?)狙いみたいになってしまった…。冗談です軽く流してください今日も梨がおいしい。