あなたの歌がききたくて。

小説とVOCALOIDと知らない人のことばが好き。

拗れていた青春とか、りんきんぱーくとか。

某所でLinkin Parkのボーカルの人の話をしていたので。そうか、そうなんだ…と思って便乗してみる。
特に役に立つことは何も言いません。


鼻で笑ってくれていいんだけれど、初めて買った洋楽のアルバムは多分、これだった。

Does This Look Infected

Does This Look Infected

僕らの青春、SUM41
そのつぎがアヴリルだったかな。思い返すと、本当にベッタベタでしたね。気恥ずかしい。

そういうラインナップだったもので、まあ当然のようにその中に、「リンキン」が居たわけです。
当時の自分にしては珍しく、ノリで聴くだけじゃなくて、どういう感じの人たちでどういうふうに歌っているのかなあとか、そんなことも気になっていた。
特にボーカルの人。わかると思うけど、オンガクのセンスを母親のお腹の中に置いてきた人にとっては、バンドのイメージはまずボーカルなので。

てっきり、髪をスプレーでつんつんに立てて、シルバーのアクセサリーをぎらぎらに光らせた人だと思っていたから、びっくりした。
画面の中心で歌っている、なんだか神経質そうな、眼鏡をかけて頭のかたちがきれいな人。(当時は眼鏡のイメージが強かった)
音楽には疎い上、人のバックグラウンドとかは覚えるタイプじゃないのだけど、何かこう、生きづらそうなオーラのでている人だった。いま思わなくとも。


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「Somewhere I Belong」なんて擦り切れそうなほど聴いた。何でしょうね、この「山のあなたの空遠く」みたいな感じ。轟音で聴けるのに、繊細で息苦しいかんじ。
何枚かCDを追いかけて、でも結局、「Hybrid Theory」をたまに聴き直したりしていた。

社会人になった辺りから、めっきり遠ざかっていたのだけれど、トランスフォーマーの主題歌は、内容とあいまってものすごく格好良かった。思わずテンションが上がってバンブルビーの可愛さをべた褒めしていたところ、カマロから変形するおもちゃをもらった。どうやって遊ぶんだろうと思いつつ、大事に持っている。

動画サイトであの頃聴いていた曲を探し始めると、Backstreet Boysとか出て来るから始末におえない。いくらでも時間が潰れるやつ。
もう会えなくなった。声が聴けなくなった。それについて何かを言うつもりはない。
会えるうちに愛せるだけ愛しておけばいいじゃんと思うし、それをしていなかった自分が、いまさら何を言うこともない。

電車の窓をみると、ぼんやりした顔でスマホを弄っている自分が映る。
どうも流行りらしい形の安いバッグを下げて、かたちだけ下手な化粧をして。
耳に差すイヤホンの色と形が変わっただけで、私は何も変わっていない。正確を期すならば、変われていない。

息苦しいような歌詞と、身体に響く低音。MDに入ったアルバムを、大きな音で流しっぱなしにして毎日聴いた。
あなたたちの歌で、すこしだけ息苦しさを忘れることができた学生は、なんとか社会人になって、へこんだり少し怠けたりしながら毎日を過ごしている。
たぶん、ただそれだけのことで、でもそう想っている人が、全世界にいるんだよ。それってすごいことだと思う。

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11月の来日公演のサイトは、いまは真っ黒な告知になっている。
楽しみにしていた人、そこから勇気や元気を貰える人もいただろう。
でもきっと、「終わりの時間」なんて誰にも分からないものなんだろうと思う。わからないけど。

お疲れさま。どうかゆっくり休んでください。


本日はそんなところです。


どうでもいいけど、ボンジョヴィのジョンはどこまでイケメンになるんでしょうか…。