あなたの歌がききたくて。

小説とVOCALOIDと知らない人のことばが好き。

初心者がはてなブログの書き方を考えてみた。

 先日から、文章を書いては消し、エントリとして上げては消している。

 小説なら結構読んできたし、新聞や雑誌の記事にも人並みに触れてきたはずなのだけれど、フォローさせてもらっているブログやホッテントリに上がっているようなエントリに較べて、あまりにも文章力が低いので、自分でも驚いているところ。「やるのと見るのは大違い」という言葉の意味を、今ほど実感している時はない。

 なので、まずは、目標とするところを明確にしたいと思う。自分が「文章が上手い、すごい」と思うブログはどんなものなのか、それに近づくためには、どんなことに留意すればいいか。

 ■人に読んでもらえるようなタイトル

 誰かの目に留まり、クリックしてもらえるようなタイトルでないといけない。
 書き慣れだけでなく、過不足なくまとめるにはセンスがいる。人気の記事のタイトルを分析して真似してみる。

■残したいと思われ、ブックマークされるような題材

 政治経済や時事問題、技術、金銭関係、ビジネス知識、趣味、などの役に立つ情報や考察など。
 日常の些細なことでも、文章が上手かったり人間力があれば、また読み返したいと思われるような文章になる。
 題材にかかわらず、多くの共感が得られたり、「自分の場合はこう」と言いたくなるようなエントリも強い。
 要は、自分へのインプットの質量と、その見せ方が重要なのだと思う。
どこから何の情報を引っ張ってくるか、そしてどう料理するかに、その人のオリジナリティが表れる。物量や役立ち度で攻めて、「へえ、なるほど」と思わせるのでもいいし、人柄を前面に出して、「笑える」「ほのぼのする」など、とにかくポジティブな感情を持ってもらう、満足してもらうことが大事。
 ちなみに、炎上という手法はそもそも自分の眼中に入っていない。収入が欲しくて書くわけではないし。

■何が言いたいのかはっきりさせる

 起承転結が必要。わかりやすい導入、興味を繋がせて説得力のある運び、わかりやすく意外性のある結論、締めの一言。
 自分の場合はそもそも、「自分が何を書きたいのかイマイチ分かっていない」というのが問題。起承転結のある思考に変える必要がある。

■単純な分量

 書くのに慣れていない人はだらだら書きがちで、慣れた人はバサバサ切って端正な文章が書けるのだと思っていたけれども、それは小説的な文章の場合で、記事的な文章の場合は違うのかもしれない。
 事実なり推論なり自分の感想なり、事実をひたすら連ねていくのには頭を使う。もうこれだけの文章を書くのも面倒くさい。時間がかかる。思考しては書くのが意外にもかなり辛いので(よっぽど好きなものの話ならともかく)、もう口で喋って文字に起こしたほうが速いんじゃないかと思う。でも自分の声なんて聞きたくないしなあ。
 あと、つい脇道に逸れたくなるけれども、ただでも文字数が少ないところに脇道を入れたら読みづらい。

■書き慣れた文体

 どうしても感覚で喋るように書いてしまう癖が抜けない。新聞記事のような文章から始めたほうがいいのかもしれない。ロボットみたいだけれども。
 常態にするのか敬体にするのかもまだ決められていないのだけど、個人的にはどちらかに統一されているほうが人柄がわかる気がして好きなので、統一したい。混じっている人もいるけど、あれも文体のセンスの一つというか、素人には難しい気がする。
 フォントの大きさや色にしても、読みやすくするためにうまく使えている人と、全く使わないスタイルの人がいるけれど、自分にはどういうものが合っているのか分からない。ページを見やすくできるコツが知りたい。

■ブログのスタイル

 そもそもこの人はどんな人なの?というのをはっきりした上で、それに沿ったエントリを積み重ねていく必要がある。ブログのタイトルや見た目も、それに沿ったものにするのが望ましい。その辺のセンスも必要。
 というか、これがいちばん困ったことかもしれないのだけど、自分という人間が、押し出していけるような知見や人間的な面白さがあるのだろうか。とふと思ってしまうと、もう何も書けない。
 継続して書くことで記事数は増えるから、おそらくPV自体は少しずつ増えていくのだろうけど、「誰かの目に止まる」というその先、「自分という個人の発する情報を気に入ってもらう」に繋げるにはどうしたら良いのか。難しい。

 

 好きなものとか、考えたこととかを纏めておきたいだけで適当に始めたけれど、難しいものですね。本当に伝えたいことがきちんと人に伝わって、何かしらの感興を覚えてもらえるようになるまで、頑張りたいと思います。

 本日は以上です。