あなたの歌がききたくて。

小説とVOCALOIDと知らない人のことばが好き。

熊本の地震の件ですが、FamiポートやLoppiからも募金できるようです

 昨夜からずっと、ニュースがつけっぱなしです。

 熊本で震度7地震があったとのことで。家屋が倒壊して人が下敷きになっている、あちこちで火事が起きているとの情報も入っています。ネットでみたのですが、九州地方大地震、と呼ばれることになるのでしょうか。

 既に、色々なところに情報が纏まりつつあると思いますし。
 被害にあった、いや今もあいつつある方に関して、自分が語れる言葉はないです。
 ただ、1つだけ。


 寄付・ボランティア情報ですが、こちらに更新されていくようです。
 
volunteer-platform.org

 募金について、カード番号等を入力して支払うやり方だと少し敷居が高いですが、コンビニ端末(FamiポートやLoppi)からも支払えるようです。レシートを発行して、レジで精算。これはお勧めです。

www.jrc.or.jp


 人を救うのは、言葉ではないこともある。
 少しでも、今後の助けになれば。と思います。

高座で喋り倒す人たちが渋谷に春を呼んだ…のか。

 こんばんは。
 日曜に落語会に行ってきたので、忘れないうちにその話をしたいなーと思います。

 またカテゴリを増やしてしまったわけですが。小説とボカロと落語が好きで仕事の話はまったくしない社会人…どうなんですかね。キャラがぶれすぎですか。
 とりあえず、もうちょっと頻繁に更新して、興味のあるところだけ拾って貰えたらなーと思っております。フォローリムーブお気軽にどうぞ。(ってブログでも言うのかなぁ…)



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 本日の渋谷、昼の気温は16度くらい。ハチ公前の桜がきれいでした。
 東急東横店の前で工事していました。なんだろう。

 行くのはこれです。
shibuyanifukukitaru-special.com
 
 「毎日新聞落語会・渋谷に福来たるSPECIAL」。
 これ、2012年から毎年、春になるとやっているんですが。「~落語フェスティバル的な~」とかいうゆるい名目で、いくつかのテーマを設けてそれぞれに人気の噺家さんを招いてぱーっとやる、人気イベントなんです。(…あくまでジャンル内比なので、フジロックとかと比べないようにw)
 行くのは今年が3回目でしょうか。

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 セルリアンタワーの向かい辺りが、本日の会場。
 「渋谷区文化総合センター大和田」。名前の座りが悪くて覚えづらい。ついでにエントランスが長いw
 (これは帰り際に撮った写真なので、センター本体は見えてません)

 本日の登場人物、もとい噺家さんは以下の方。(順不同)
 
www.youtube.com

 柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう)師匠。ニコニコしながら、毒のあるマシンガントークを繰り出してくるテンポが堪りません。もはや、高座にあがるだけで観客が笑うレベルに達している人気落語家。
 古典のほうを貼ったのは、震災のすぐ後、初めて聞いた落語がこれだったので。アレでハマったんですよねえ…その話はまたいずれ。

www.youtube.com

 三遊亭白鳥(さんゆうていはくちょう)師匠。演られているのは新作がメイン。ずっと年上の方にこんなこと言ってはなんですが、パーティピーボーっぽいイメージがあります。すごく分かりやすい方というか、腹の中に何もなさそう。嘘がすぐバレそう。
 なんて言いながら、寄席での三題噺で勇名を轟かせてたり。新作演っている方はやっぱり、回転の速さが並じゃないですね。

www.youtube.com

 林家彦いち(はやしやひこいち)師匠。見た目、いかにもガチガチの古典派の方で皮肉っぽかったりするのかなーと勝手に思っていたんですが、むしろ良心、バランサーっぽいですね。このメンバーだと余計に、堅実感が際立つというか。(…)
 一応いまwikiったんですが、学生時代は不良だったって本当ですか!? 気になる…めっちゃ気になる。

www.youtube.com

 三遊亭粋歌(さんゆうていすいか)さん。三味線のお師匠様みたいな、柔らかい感じの方ですが、ネットで調べたら以前は長く会社勤めされていたらしいです。現在は二ツ目。受け売りで経歴を書くのも何なので詳しくはGoogle先生へ。
 …この動画、お二人ともすごくいい笑顔ですね。こういう方が無条件に好きですわたしは。


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 演目の写真を最初に貼っちゃうのどうなんですかね…いや、分かりやすいかと思って…。
 客層は、やはり新作というのもあってか、若い人も多く見受けられました。


★鼎談★

 めくりにはしっかりと「おしゃべり」って書いてありました。ゆるい。…他のグループでもこうだったのか、このメンバーだからそうなったのかが気になる。(昨年まではどうだったかは鳥頭なので覚えていません)
  
 「どうも、(何て言ってたか忘れた)」
 「…落語界のショーン・K、三遊亭白鳥です☆」
 (二人でじっと彦いち師匠を見つめる)
 「……久米宏です」

 そんな感じで始めてました。
 喬太郎師匠が紋付袴(かな?)、白鳥師匠がいつものジャージみたいな青いお着物、彦いち師匠は灰桜色というんでしょうか、きれいな淡い色の着物でした。これがあとで悲劇になるんですけど。

 話の中身…何だったかなあ。彦いち師匠がタクシーに乗って、「アイーダ」の出演者と間違えられた話くらいしか覚えてないですね。…彫りが深い顔立ちが仇になった的な? 白鳥師匠のお弁当の異臭騒ぎとか。
 あと、白鳥師匠が新潟の落語会に行った話。笑点に出ている噺家さんが2人と、白鳥師匠という組み合わせ。新潟出身で、地元の有名人ということもあってか(多分)呼ばれたにも関わらず、「来週から笑点に出演します、三遊亭白鳥です!」とやったところ、大きな拍手をもらってしまった由。しかたないので「エイプリルフールです」とごまかした、とか。

 最後、めくりを喬太郎師匠がめくって、座布団も裏返して、出て行きました。ハケる寸前に「おつかれさまですッ!」って上手に向かって叫んでました。客席大爆笑。
 べつに前座さんがいなかった訳じゃなく、次からは普通に前座さんがやってましたので、ファンサ的なアレだったのではないでしょうか。ありがとうございます…。さすが…。

 以下、貼ってあった演目の書き方で記載します。


★すぶや 粋歌★

 田舎の高校生の男女。東京の大学に受かったら、あれもこれもしよう…と夢見る彼女に対し、あれこれと引きとめようとする彼氏。掛け合いがかわいい。東京で派手になって帰ってきた近所のお姉ちゃんを、「狐付き」って言ってたの笑いました。
 「東京ではな…『すぶや』とは言わねえんだよ。言ってみな、『しー、ぶー、や』」
 「わかっだあ。こうだな、『すー、ぶー、や』」
 「…俺、アヤちゃんのそういうとこ好きだよ」
 「ありがとねえ」
 かーわーいーい。癒されました。オチはほっこりじゃないんですけど。EXILE TRIBEでしたけど。

 しっかし、よくもこう、渋谷で4月にやるのにぴったりの噺があったもんですね? もしやネタおろしなのかと思ったけど、そうではないようですが。びっくりした。

 
★新婚妄想曲 白鳥★

 久しぶりに開かれた、高校の同窓会。故郷に帰ってきたかつてのマドンナ。聞けば、東京で結婚はしておらず、しかも何の仕事をしていたのかは話さない。目立たなかった柔道部の男性に告白した彼女の心中は? そして結婚の行方は?
 起承転結の「転」がすごいんですよ。アホらしいけど腹落ちっぷりがすごい。ワーッ!てなりましたもん。客席が。
 あと居酒屋のおかみさんの「秘密」に笑った。しれっと畳み掛けてくるのほんと反則です。

 ただね。あのね、いっこだけ言いたいんですが、「タッチ」を読んだことのない人間もいるんですよ!ここに!
 もちろん、白鳥師匠に限ったことじゃないんですが。全体的にね、中高年向けなんですよ。ネタが。往年の美人女優の名前とか出されても「アッハイ」って感じですね。もう慣れましたけども。


 ここで仲入り。音楽練習室のほうの小さなお手洗いに行ってしまいましたが、ホールの方にちゃんと大きいお手洗いがありました。間違えてた。


★落語の大学 喬太郎

 この日のなかで一番笑った噺でしたけども。…中身が濃すぎて、書くのが面倒になってきています…。

 枕は、渋谷の街というか、駅について。何でも乗り入れればいいってもんじゃないんですよ!渋谷は最終目標としてどっしり構えているべき!みたいな力説されていました。路線名とか、詳細は覚えてません。
 もうね、やたら細かいんですよ。拾ってくるところが。「池袋の先の北池袋のようにですね、うっかりすると見過ごされてしまう駅、盲腸みたいな駅こそが至高なんです!」とか。「横浜駅桜木町駅の間で肩をすぼめてひっそり座っている高島町のモノマネ」をする噺家は日本で喬太郎師匠しかいないと思います。
 コロッケそばとかもそうですけど、変なところに哀愁を見出してしまう。肩肘張ったモノよりも、猥雑でしょぼいくらいが好きっぽい。そういうところが、喬太郎師の人気の一因かもしれないなぁなんて思ったりします。
 
 噺の方は。大学受験に失敗した男子高校生が、二浪したあげくかなり入りやすい大学に入ったという先輩を頼って、同じ大学に入学。入ったそこは「落語大学」で、「幇間(たいこもち)学部」「与太郎学部」「廓(くるわ)学部」など、奇天烈な名前が並んでいた。
 先輩と講義を受けるも、興味のない落語史に寝そうになると、先生が「アンタ、起きておくれよォ」と来る。これはもちろん「芝浜」ですが、知らないひとから見たら、ただの変な人ですね。学食では「ちりとてちん」(「酢豆腐」の方ですかね?浅学で分からない)、「青菜」ネタが出てきたりします。
 落語史は少し喋っただけですが、面白そうだなと思いました。昔の古典を掘り出してきて演られていたりとか、勉強家な一面も良いなあと思います。客席を沸かせる方に傾注しているから、あんまり普段は見えないですが。

 一応、枕の最後に「古典落語を全く観たことがない人!」ってアンケートとってて、2人手を挙げたと言ってました。729席の…大入り満員じゃなくて若干空席があったので700人弱くらいですかね。やっぱりけっこう普段から落語を聴くクラスタが来てたということでしょうか。普段からアンケートしてる訳じゃないのでなんともですが。


★神々の唄 彦いち★
 
 彦いち師匠が出てきて、座布団をためつすがめつしているところでまず笑いました。座布団の色がね、まったく一緒なんですよ。師匠の着物と。
 色かぶりはたまにあるんですが。用意した方も、春らしい色ということで選んだんでしょうね。誰も悪くないですw
 ちなみにここで気づいたんですが、ライトの色が最初とちょっと変わってました? 上下で2色になってたような。そういえば主催は毎日ですが、Zeppという名前をチケットで見たので、照明にでも凝るのかなぁと思っていたことを思い出しました。
 
 枕でしょっぱなから、白鳥師匠を弄られてましたね。白鳥師匠の地元(新潟の…高田だったと思う)に行った際、家にご挨拶に伺おうと思ったら、「山を超えて向こうだ」と言われたという。で、打ち上げのときに「家遠いんですかね?」って同窓生の方に聞いたら、「この店の向かい!」って言われたとかなんとか。笑った。
 あと、外国人の真似をして、みどりの窓口の担当者をだまくらかそうとした話。まぁ口から先に生まれた生え抜きのエリート相手ですから本気では取らないですが、それ高座で暴露して大丈夫なやつです?w

 噺はですね。それこそ口から先に生まれたような男がいて、ついつい見栄をはって嘘をついてしまう悪癖がある。八幡様のお祭りに、スーザン・ボイルを呼べるとほらをふいてしまい、奥さんに、「お前がスーザンになってくれ!」と頼みこむ。
 祭礼当日、妻がスーザンに扮していることは一発でバレるが、歌が上手かったこともあって意外に好評を博し…。というもの。
 こういう「身代わり」の噺は割とあって、古典だと「花筏」とか「動物園」とか。この噺は、身代わり自体は早々にあっさりバレてしまうところが面白いですね。


 という流れで、終演となりました。
 本日はどの方もリラックスされていて、絶好調と言って良かったんじゃないでしょうか。新作クラスタ同士の気安く楽しい感じが良かったです。
 きちんと「渋谷」「春」「めでたい」というテーマを意識した噺をされているところもよかった。

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 マークシティの桜。帰りに寄ったんですが服とかはちらっと見ただけで、彷徨ったあげくコールド・ストーンでベリーアイスを食べ、そのあとなか卯で鶏塩うどん膳(…? 既に記憶があいまい…)を食べて帰ってきました。ベリーアイスはベリーが潰してあるの美味しかった。うどんは正直、つるもち讃岐っぽいほうが好きですが、スープ(?)がおいしかったし鶏が柔らかくて良かったです。


 今回は新作オンリーの会を堪能してきたわけですが、実はとくに新作のみのファンという訳でもなく。わりと「昔から続いてきた価値観、歴史」とかも大事にしたいタイプです。古いものというのは、残るだけの理由が、重みがあったから残ってきたものだと思っています。
 かるーい感じで喋り倒してしまいましたが、それこそ「酢豆腐」なんて言われないように、ほどほどにしたいですね。

 本日は以上です。

犬派か猫派かと聞かれたので犬&猫の出てくる小説を挙げてく

今週のお題「犬派? 猫派?」

 こんばんは。今日も寒いですね。
 街を歩いている女性はそろそろスプリングコートを着て、肌色のストッキングを履いてる方も多いですが。私はあとしばらく、冬のコートに黒タイツで出勤します。寒いのにがて。

 久しぶりにお題で書いてみようかと思ったら、犬猫の話。どちらも可愛いし選べないですよね。ということで小説に逃げます。適当に挙げていきます。

犬&猫がでてくる小説 ~猫篇~


黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)

黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)

 …はい。何の捻りもないですね。
 猫というのは、自分の中でこう、「フシャー」って言いながら犯罪を暴露してくれる存在ですね。(何かまちがってる)

ジェニィ (新潮文庫)

ジェニィ (新潮文庫)

 恋ですね。いいなあ。出てくるごはんが美味しそうです。クラムチャウダーとか。ねずみは食べたくないけど。
 この小説といえば新潮のこのVerがスタンダードですけれど、すみません。訳が…訳がどうもしっくりこない。他のも読んでみたい。

 新聞記者の飼っている猫が、事件を解決するヒントをだしてくれるという体のシリーズ。驚異的な偶然か、はたまた神がかった知能の持ち主なのか、それは分かりません。ということになっている。
 …三毛猫ホームズとつくりが似てると思った方は正解です。どちらも軽く読めてたのしい。

梶井基次郎 愛撫

 梶井せんせいはほんと、厨二ごころをくすぐってきますね。退廃的かつ透明感があっていいです。

『吾輩は猫である』殺人事件

『吾輩は猫である』殺人事件

 ミステリなんですけれど、何かこう、知らない街路をさまよって出られなくなるみたいな小説ですね。ちょっとトラウマ感ある。

ごろごろにゃーん (こどものとも傑作集)

ごろごろにゃーん (こどものとも傑作集)

 絵本ならおしゃれにル・グウィンを貼るって選択肢もあるところで、純和風に長新太ですよ。この絵柄、子供の頃さんざん図書館で見ましたね。大好きですね。

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 ネタが尽きてきたのがよく分かりますね。


 …何かこう、どストレートなラインナップですみません。いざ書こうと思うと忘れてるなぁ。

犬&猫がでてくる小説 ~犬篇~


ウォッチャーズ〈下〉 (文春文庫)

ウォッチャーズ〈下〉 (文春文庫)

 あれ? 画像無いんですね。文春文庫のあの装丁好きなんだけどな。
 えーと、米政府から逃げ出した実験動物二匹が戦う話です。(語弊あり)ものすごくアメリカちっくというか、そのままハリウッド映画になりそう。
 人間並みの知性を持つレトリバーがすごく愛らしくておちゃめなんですよ。好き。

高安犬物語 (新潮文庫)

高安犬物語 (新潮文庫)

 椋鳩十とかと比べれば知名度は落ちるかもしれないですが、この物語はほんとに傑作です。こども向けとかじゃなくて、生命同士が本音でぶつかりあってる、意地と誇りと愛がある、そういう動物物語。

シートン動物記「オオカミ王ロボ」 (10歳までに読みたい世界名作)

シートン動物記「オオカミ王ロボ」 (10歳までに読みたい世界名作)

 シートンには猫の話も勿論あるのに、なぜ、犬のほうだけ動物記を持ってくるの?って思われるかもしれませんが、本人にもわかりません。
 ロボの格好良さが鮮烈に心に残っているからでしょうか。っていうかこれ、狼ですね。犬じゃないですね。

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

 犬に「雨」という名前をつけるセンスが、さすがの江國香織。「つめたいよるに」の犬は「デューク」でしたね。
 
 「ウォッチャーズ」では、犬と会話できます。別の知的生命体と意思疎通する感じ。
 動物物語では、根本的には意思疎通が出来ない別種の生命に対する、愛情と信頼が鍵になります。
 この本はちがう。犬はただそこにいて、自分の思うままに生きている。作者はそこにいて、同じ時間を共有しているだけに見える。
 面白いなと思います。 

ドッグ・ストーリーズ〈上〉 (新潮文庫)

ドッグ・ストーリーズ〈上〉 (新潮文庫)

 主として80年代の英米文学の短編の中から、犬に関するものを集めたアンソロジー。
 アンソロジーというと、そのジャンルのファンに向けたアイテムみたいな感じがしますけれども、この本はガチです。別に犬好きじゃなくても唸ってしまうような、心に残る作品ばかりなので、気になった方は是非。

野性の呼び声(新潮文庫)

野性の呼び声(新潮文庫)

 むかし、子供向けの全集で読んで、気に入ってたので文庫で買い直した小説。最後のほう、バックがソートンに心を開いてからの流れは、いまだにじわっと泣けます。


 …何かこうしてみると、後半のほうが熱く語っている感じが否めないですね。自分の深層意識は、犬と猫なら犬のほうが好きなんでしょうか。
 書いて見るものだなぁ…。


 本日は以上です。

人工知能(AI)は文学史に名を残す夢を見るか

 さきほどNHKのニュースを観まして、めちゃくちゃテンションが上がったので、100万人が思いつくであろうタイトルで書き飛ばします。
 …と思ったらもうタイトル被ってましたね。様式美ということで。 
 人工知能はSF文豪の夢を見るか? : ギズモード・ジャパン

 で、件のニュースというのはこれ。
 www3.nhk.or.jp

 SF作家・星新一にちなんだ文学賞、「星新一賞」へ、人工知能を使って書いた掌編(ショートショート)を複数応募したところ、その一部が賞の一次選考を通過した、というもの。
 ちなみにこのプロジェクト自体は前から知られているもので、「そうか、選考の一次を通過するところまで来たのか…」という反応の方も多いと思いますが。先日の「AlphaGo」の件もあって、タイミングとしては一気に話題になった感がありますね。

 ニュースを一度見ただけなので、内容は詳しく頭には入ってないのですが、人工知能に小説を書かせるステップとしては、以下のように説明されていたと思います。

 1.要素を大きく、「意味のある文章」と「ストーリー」に分ける。
 2.「いつ」「天気」「何を」という条件を、人工知能に指示して考えさせる。
 3.人工知能が条件をもとに、「意味のある文章」を書く。
 4.人間がそれをもとに「ストーリー」を作る。

 今回の執筆については、全体のうち人工知能が考えたのは1,2割程度で、今後もっと割合を上げていきたい、というようなお話を関係者の方がされていたと思います。

 以前(2012年時点)ではこんな感じで説明されていました。
www.itmedia.co.jp

 ということで、2016年時点で、人工知能が「意味のある文章を作る」ところまでは行っているんだなあ、というのがまず衝撃。構成等まで自分で考えるようになるまでにはだいぶかかりそうだなあ、というのがその後にくる感想ですね。

 
★ ★ ★


 で、考えることは皆同じだと思うんですけれど、「人工知能がどこまで素晴らしい小説を書けるのか?」っていう。

 面白いと思うのは、その疑問に答えるにあたり、「小説の素晴らしさって何? っていうか、小説ってどんなもの?」ということを各自が自分に反問すると思うんですよ。「人間以外の存在」に出会ってはじめて、「人間の活動」が定義されるというのが面白い。

 
 個人的な結論を先に言ってしまうと、人工知能は将来、娯楽小説ならかなり面白いものが書けるんじゃないかなと思っています。
 なぜなら、エンタメは手法がある程度決まっているから。

 私は小説を書いたことはないですが、要素としては例えばこんな感じかなと思っています。

 ・コンセプト/読者層/テーマ、メッセージ
 ・世界観
 ・登場人物
 ・ストーリー
 ・構成

 大雑把なのでツッコミは勘弁頂きたいですが。こんな感じの要素を、パーツを作って組み合わせ、調整して、小説という形に仕上げていたりするんじゃないかなと。
 でもって、これを頭に入れて読んでると分かるんですけど、

 小説を書くのって、めちゃくちゃ面倒な作業だな、と。

 もうね、上手い小説ほど、凄まじく計算されてるんですよ。かてて加えて、「文章力」という、ある程度才能に左右されるどうしようもない大きな要素もありますが。

 人間が感動するような「話の原型」というものは、もう出尽くしている、という話をどこかで読んだような気もします。温故知新ではないですが、物語というのは意外と、時代によって姿を変えているにすぎないのかもしれない。
 人工知能がその辺の組み方を覚えてしまえばですね、泣かせるも笑わせるも自由自在ですよ。ヘンなところは人間に推敲してもらえばいいです。相手は「自分の大事な作品を否定された」=「自分の人間性が貶められた…」とか傷ついたりしないですし。そもそも人間性がないわけで。


 ですが。
 人工知能文学史に残るような文学が書けるかっていうと、まぁ現時点では無理じゃないかと個人的には思います。
 人間の営みや思考を描いた結果、後世に残るほどの大きな質量を持ってしまった、というのが、自分の考えるいわゆる「文学」の定義なんですが。
 ものすごく凡庸な感想ではありますが、コンピュータが人間の内面、思考、感情の機微まで汲んでくれるとは思えなくて。
 対面だったらね。ある程度、表情なり声のトーンなりで読み取れたりするんでしょうが、自分で0から創造できるとは思えない。生老病死、社会、戦争、恋愛、そういったものを自分から描くのは無理かなと。

 可能性があるとしたら、

 ・「人工知能から見た人間」を描く
 ・「自分(人工知能)の内面」を描く
 ・読んだら気が狂うような、かつ意味の通った文章を書く

 のどれかかなぁ。
 最後のやつは厨二病的に心躍るものがありますが。ドグラ・マグラの再来!みたいな売り出し方をされて、読んでがっかり、になる未来が目に見えるような気がしますね。

 人工知能が感情を持ったらどうなるのか? については、興味がありますが。瀬名秀明先生の『あしたのロボット』は感動作なので、未読の方は是非にとおすすめしておきます。


 …とりあえず、そんな日が来るまで長生きできたらいいな。


 本日は以上です。

過去の自分が思った以上に厨二病こじらせて句とか捻ってた件について

PCのフォルダを整理してたら。
むかーし書いた、塚本邦雄をこじらせたみたいな、短歌なのか俳句なのかよく分からないやつが出てきたので、上げておきます。
勉強したこともないのに、なんで書こうと思ったんだろう…。我ながら、20代でこれだけ厨二マインド持ってるのすごいな。


★ ★ ★


髪からのしずく波紋となる湯舟

方言の飛び交う湯舟浸かり居て身をつづめおり24歳

湯煙から見上ぐる夜空幾つもの命を載せて星の進める

湯舟にて皓き歯並びかみならす我も彼もみな一対の骨



珍しき笑顔に問えぬ貸した金はと

闇の中ノイズに飽きてふと見れば体液のたり垂れ流る頬



顛にうごめく蟻を見もやらず地響き疾る白き軍勢

雲はしり差しては陰る線路にて乱る髪いさ美しき死を



錆び刃もて日々切り結ぶエゴ重し冷たき水を呷る夏宵に

ふたとせの長さにてまた契約す我も彼も明日知らざるに



蟹工船我もと叫ぶこそ貧し

PCに向かう背後で掃除機のおと我もいつかは従事するらむ

電話聞き開くデータの柔らかさ

おかえりと表すような絵文字あらぬか文字にするほどの仲でもなければ



ホームにて聞く音美し退る一歩二歩

鉄橋を等間隔にひかりむし飼はれることは哀しからむか



長閑なる春の光のパークにて桜、アシモフ、欠けた身体を

夜の道パンジーの花千切りたり桜散るまでのわかれと言われて

その曲の最初の音を祝福と云う

醜しとかすかに聞え音のみなかるる

朝霧のみ空とほくによろこびの歌


★ ★ ★

最近ボカロ聴いてないなって人向けにここ半年位のボカロ曲をいろいろ貼ってく

 えー。表題の通りですが。
 2015年後半から2016年2月くらいで、この人の新曲来てたのか…!とか、界隈で流行っているなとか、格好良いなとか可愛いなとか思った曲を貼っていきます。(n番煎じとか言わない。)


 まず、来てたのかやったー系。

 昨年12月、sasakure.UKさんの新曲。難しいことは分からないんですけど、音がもう本当に格好いい。昔から変わらない、どう聴いてもささくれ節なのに、進化してるのが素人耳にも分かります。
 そして声がいい。滑らかで柔らかい、IAの楽曲のなかでもベスト調声の中に入るんじゃないでしょうか。
 ちなみに12月2日にアルバムが出ています。

 MARETUさん。いつもの救いようのない感じなんですけど、なんかこう、軟式野球でバットの真ん中にボールがあたった時みたいな爽快感がある曲。
 音もですけど、ミクの声がデフォっぽいのに他のPとどこか違う気がします。何でだろう。
 …すごく今更ですが。「極悪P」という名前はもう受け入れられたんでしょうか。

 OSTER projectさん。ボカロというかインストですが。いくら聴いても飽きない。
 こちらも12/16に、インスト主体のフルアルバムが出ています。凄いなあ、これ。
 …そういえば、トヨタとのコラボは驚きましたね… ほぼ日路線に転身するのかと思った。


 
 Treowさん。アニメ色が強いように見えますけど、こんな音楽が付いたアニメは無いだろうな。えげつなく格好いいです。
 ストーリーとして進行するようですが、そちらはあまり食指が動かずスルー気味…(すみません)

 仕事してP。安定のMEIKOKAITO使用曲。昔の曲のお蔵出しということで、どちらもV1らしいんですが、さすがの調声。後半の盛り上がりがとても好き。ちらっとあのメロディが出てきたりします。

 冬の妖精…じゃなかった、daniwellさん。1分を切る曲の中で、7つのソフトが歌っています。
 耳から受け取る至福感がすごい。可愛いなあもう…好き。

 ATOLSさん。…2年前の自分に、セカオワのボーカルがボカロになってATOLSさんが曲を作るんだよ!って言っても信じないよね。そのくらいの衝撃ですね。
 曲と声の相性がどうかとかは、自分の知る所ではありませんが、このじっとりと内臓にくる感じがいかにもで好き。

 いかにも深瀬さん!って感じの曲ならこれ↓。

 40mP。位置づけ的には「ドレミファロンド」「少年と魔法のロボット」に続く、みんなのうた系になるんでしょうか。何ていうのか分からないんですが、こう、ぱっぱらした曲調がたしかに親和性ある。
 優しくて温かい気持ちになれる、いつもの堅実さがとても好き。

 ワンオポさん。原曲は知ってる人が多いと思いますが、V4Xでセルフカバーが来てるんですよ…! これは聴くしかないです。
 鏡音はホント…格好良くて可愛いですね…。じーざすPが鏡音遣いでよかった。


 次。伸びてるなー流行ってるな、って思う系。

 DECO*27さん。マイリストが現時点で4万超えていますね。
 最近はヤンデレ系に回帰したDECOさんですが、やっぱり自分もすきですね…こういうのが…
 これ系ラブソングの自分的ベストはストリーミングハートでしょうか。そういえば、ファミマのフェアでDECOさんコラボのウェハースチョコを出していたことありましたね。コンプできなかったのが心残りです。


 Taskさん。「ボカロラップ」とタグについている曲で、初動からこれだけぐわっと伸びるのは珍しい。流行りが来てるのかもしれないですし、このジャンルが賑わっていくといいなと思います。
 「うるせーそもそもめんどくせー」のとこのGUMIちゃんに惚れずにいられない…。


 
 ここ半年の、というタイトルから外れますが。ボカラップといえばToreroさん、ということで、いちばん好きな曲を貼っておきます。

 『アスノヨゾラ哨戒班』の、Orangestarさんのセルフアレンジ。原曲が好きな方で、また聴いてなければ是非。

 「歌ってみた」だとガラっと印象が変わりますね。これはこれで好き。

 不思議なんですが、6つ子の色ってまさか、クリプトンボカロに合わせたわけではないですよね? さすがに対象層のことをリサーチしすぎじゃないですか…? いや、嬉しいですけれども。
 つくづく、計算高い作品だと思います、が。その姿勢、嫌いじゃないです。

 くらげP。1週間でマイリスが1万超えてますね。最近はカテランを見ないから分からないですが、火が付いた状態のようなので、今後も伸びるかと。
 「パッパッパッ-パッパパラパ」みたいな曲はやっぱり強いものと見えます。後半で唱和させられます。中毒系。


 ラスト。再生数に拘らず、自分が好きだなと思った系。

 Avanna使用曲。タグはテクノポップエレクトロニカ。お洒落で落ち着く曲調。
 Avannaさんを使っている方は通っぽい曲が多い印象がありますが、もっと知られてもいいボカロだと思います。という素人の感想。

 タグはプログレッシブハウス。もうとにかく気持ちいい。
 …あんまりバックグラウンドに言及するのも野暮かなと思うんですけど、作者の方は20代前半くらいの女性なんでしょうか。すごいなぁ…。

 鏡音リン使用曲。タグは「VOCALOIDインスト曲」。
 ボカロをよく知らないとか、苦手な人からすると、なんでボカロに歌わせるの? 人間のほうがどう考えても、感情こめて抑揚つけて滑らかに歌えるじゃない? って思うと思うんですよ。わたしも多分、ボカロにハマってなかったら確実にそう言う。
 でもこの曲のように、音声合成ソフトを「音」っぽく使っているのを聴くと、この無機質さは貴重なもので、代替がないように思える。鏡音リンの、芯があって透明な声が、この曲にはワンアンドオンリーなんだと思います。わからないけど。

 ボカロインストではこれとかも好き。インド人っぽく歌うゆかりさん…良いです。

 『Chaining Intention』カバー。ギターがぎゃんぎゃん言ってます。格好良いです。はい。

 …何かこう、GUMIちゃんのJK感ってどこから来るんでしょうね。めぐっぽいどの声は往々にして曇りがちなんですけど、ハスキーながらも聴き取りやすい声と、メリハリの効いた感じの曲調がとても気持ちいいです。

 …何て言ったらいいんだろうな。闇鍋を開催したけど食材が美味しいから楽しく食べられた的な。ババアがスタイリッシュですね。
 いわゆる「作業用BGM」的な長さですが、全く集中できないのでオススメしません。


 最後になりましたが、おめでとうございます。

 2016/2/26で、『1/6 -out of the gravity-』がついに100万再生を達成。「伝説入り」タグが付けられる運びとなりました。ミリオンを記念して、同曲の英語版が公開されています。
 V3のENGLISHではなくV2バージョンですが、硬質で明瞭な発音が堪らなく良いです。後半のアレンジが好き。
 …関係ないですけど、本家の主コメ…。ちゃんと他の曲も好きですよ!! because the sky isは今でもよく聴きます。1編の詩みたい。

 その他、2015年の伝説入り曲はこちらで聴けます。
 

 こういうランキング・データ系動画はありがたいですね。ジャンル内で人気の曲がまとめて聴けるので、知らない人にもオススメ。年代もバラバラなので、懐かしかったり知らない曲があったりで楽しい。*1


 本日はこんなところです。
 曲を貼ってはダベるだけでしたが、楽しかったので、できればまたやりたいなと思います。

*1:関係ない感想ですが、「ハイセンスナンセンス」を知らないひとが意外と多いですね。いわんや、元ネタが分かる人はもう、ボカロ-ニコニコ界隈に飽きてしまったのかなぁ…。(自分も、作者のブログで知った口なので、ぜんぜん偉そうなことは言えないんですが。)

借り物の言葉はいつ自分の言葉になるのか

 こんばんは、今日も寒いですね。

 最近ずっと、意識の水面下で気になっていることがあって、帰りの電車の中でふと思い出しました。
 ブログを書くのに、文字の大きさや改行がバラバラになるのが面倒なので、プレーンテキストで貼り付けられないのかな…と。
 「プレーンテキスト」って言葉が思い出せなくてですね。脳内でずっと、茶色くてしっとり揚がっている輪っかのアレが浮遊していたわけです。それプレーンドーナツですね多分。自分の脳はどうなっているんだろう。
 ちょっと調べてみたところ、「見たまま」モードを捨てて、「はてな記法」か「Markdown」モードへ移行したほうがいいんじゃないかな、という気がしてきました。どれがいいのかはもうちょっと考えます。

 

 今日、ホッテントリを流し読みしていたところ、新しい言葉を知りました。

 「出羽守」。でわのかみ、と読むらしい。
 外国のことを持ち上げて、日本のことを悪く言いたがる、という批判的な言葉のようですが。

 小説が好きなので、そこそこ語彙は多いつもりなんですが、その「外」の言葉にはまるっきり疎いんですよね。「人いきれ」も「墨痕淋漓」も読めて使えるけど(使う機会はぜんぜんないけど)、「泡沫候補」とか「太客」とかいう言葉に弱い。「野球拳」も高校三年まで知らなかったし。(…実際やったわけじゃないですよ?)

 で、まぁ調べて意味を知ったので、今後は「出羽守」を知っている人として人生を送ることができるわけです、が。  

 

 なんかね。しっくりこない。
 使われているところをはじめて見たわけだし。ぐぐって3秒だったし。
 「借り物」感がハンパないわけです。一言で言うと。  

 でも。今後の人生で、この言葉と出会う機会ってそう度々あるでしょうか。
「それは普段が不勉強すぎる!もっと堅い本を読め!」って言われても、ねえ。
 このあいだ、「星を継ぐもの」ポチってしまったし。どうみても、ヘーゲル勝ち目ないです。SFと哲学があったらSF読むでしょう普通。あえて哲学の方を読むとか、ド変態のすることですよ。ええ。

 …何の話だったかなぁ。そうだ、「借り物」ですね。    

 

 例えば、ある程度まとまった長さの文章を書くときに、事実が必要になるとします。

 自分のよく知っている事柄について書くぶんにはね、別にそれほどどきどきしないんですが。 ここ間違ってんだよこのダボが!とか言われても、あっしまった…!で済む気がするんですけど。(いやすぐ直しますよ、申し訳ないし恥ずかしいし落ち込みますけれども、見てお分かりのようにロクに中身のあること書かないから)。

 

 問題は、自分がイマイチよく知らないことを書くとき。


 世の中、己が識っていることなんて、ほんっと一握りですから。
 その中でも自分はかなりぼーーっとしている方ですから。自分でいうのもなんだけど。

 なんかね、いつも不安なんですよね。  
 自分が普段触れているわけでもない事物を、知った顔して書いていいのかなぁ。一応ネットで調べたけれど、コレすごく間違ったこと書いてないかなぁ。

 もちろん、Wikiなり白書なり、確認して引用することは可能です。でも、内容や文脈をよく理解していないままの受け売りは、時に間違いですらあるかもしれない。

 知らない言葉をネットで調べると、往々にしてgoo辞書が出てきます。goo辞書は「国語」「類語」などいくつかの項目に分かれており、「国語」カテゴリが採用している辞書はただひとつ、小学館の『デジタル大辞泉』です。
 辞書ごとの差異や内容について語れるほどの知識はありません。ありませんが、日本人の語彙の手近なソースとして、『デジタル大辞泉』がいかに大きな力を得たか、と思うとちょっとそら恐ろしくなるときがあります。(アレ1日どのくらい見られているんですかね? 面白いので知りたい。)

  

 しかし考えてみればですね、世の中、自分が手にとって「識っている」ことなんてほとんど無いんですよね。とも思います。  

 別に宇宙に行かなくても、水金地火木土天海冥(…冥王星はもう惑星じゃないんでしたっけ?)くらいは言えるわけですし。PCのメモリなんて、いろいろ構造とか方式とか勉強するけど、見た目は黒っぽい板にしか見えないし(これは人によるか)。

 

 まぁだから、ビビりながらもなるべく明らかな間違いのないように、片隅で喋っているだけでもいいんじゃないですかね。と、自分を鼓舞してみます。  

 別にWWWでやる必要もないけど、壁に向かって一人で喋っているんじゃ危ない人ですし。 たまにはよく分からない感慨吐いてもいいじゃないですか。…睡眠時間があまり削れなければですけど。

 借り物の羽根でも、毎日使っていれば、身につくかもしれないし。身につかなかったら抜けるだろうし。
 少しは格好つけてもいいのかなと思います。つけられてないけど。

 ということで、まぁ、今後ともボチボチいこうかなと思っております。

 本日は以上です。