あなたの歌がききたくて。

小説とVOCALOIDと知らない人のことばが好き。

【短歌】黒歴史を更新してみたよ【夏】

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https://www.pakutaso.com


iPhoneをおどる指から旋律がながれるようでふと乗り過ごす


天井を揺れるひかりよ個室から水底見上げじっと見蕩れる


夕暮れをぼっと見ている自販機も梅雨が明けたしupdateされたい


けむるあめ昏いみどりにさわぐかぜ息をあわせてひかれコンビニ


「幸せの重みなんやで」ゼクシィの袋振りつつ君がふざける


開くまでは生きているねこ息詰めて送信を押す昼休み前


「ポケ映画見た感想」とはみ出さんばかりに書いてひたとペン止む


「本年の新曲です」と櫓から流れる曲の古めかしさよ


「この夏」を謳う広告目を上げて車窓に近く遠い蝉の音


* * *


…日常ひたすらぼけーっとしてることがよくわかりますね。
あと色々ちゃんとしていない…。


本日は以上です。

拗れていた青春とか、りんきんぱーくとか。

某所でLinkin Parkのボーカルの人の話をしていたので。そうか、そうなんだ…と思って便乗してみる。
特に役に立つことは何も言いません。


鼻で笑ってくれていいんだけれど、初めて買った洋楽のアルバムは多分、これだった。

Does This Look Infected

Does This Look Infected

僕らの青春、SUM41
そのつぎがアヴリルだったかな。思い返すと、本当にベッタベタでしたね。気恥ずかしい。

そういうラインナップだったもので、まあ当然のようにその中に、「リンキン」が居たわけです。
当時の自分にしては珍しく、ノリで聴くだけじゃなくて、どういう感じの人たちでどういうふうに歌っているのかなあとか、そんなことも気になっていた。
特にボーカルの人。わかると思うけど、オンガクのセンスを母親のお腹の中に置いてきた人にとっては、バンドのイメージはまずボーカルなので。

てっきり、髪をスプレーでつんつんに立てて、シルバーのアクセサリーをぎらぎらに光らせた人だと思っていたから、びっくりした。
画面の中心で歌っている、なんだか神経質そうな、眼鏡をかけて頭のかたちがきれいな人。(当時は眼鏡のイメージが強かった)
音楽には疎い上、人のバックグラウンドとかは覚えるタイプじゃないのだけど、何かこう、生きづらそうなオーラのでている人だった。いま思わなくとも。


www.youtube.com


「Somewhere I Belong」なんて擦り切れそうなほど聴いた。何でしょうね、この「山のあなたの空遠く」みたいな感じ。轟音で聴けるのに、繊細で息苦しいかんじ。
何枚かCDを追いかけて、でも結局、「Hybrid Theory」をたまに聴き直したりしていた。

社会人になった辺りから、めっきり遠ざかっていたのだけれど、トランスフォーマーの主題歌は、内容とあいまってものすごく格好良かった。思わずテンションが上がってバンブルビーの可愛さをべた褒めしていたところ、カマロから変形するおもちゃをもらった。どうやって遊ぶんだろうと思いつつ、大事に持っている。

動画サイトであの頃聴いていた曲を探し始めると、Backstreet Boysとか出て来るから始末におえない。いくらでも時間が潰れるやつ。
もう会えなくなった。声が聴けなくなった。それについて何かを言うつもりはない。
会えるうちに愛せるだけ愛しておけばいいじゃんと思うし、それをしていなかった自分が、いまさら何を言うこともない。

電車の窓をみると、ぼんやりした顔でスマホを弄っている自分が映る。
どうも流行りらしい形の安いバッグを下げて、かたちだけ下手な化粧をして。
耳に差すイヤホンの色と形が変わっただけで、私は何も変わっていない。正確を期すならば、変われていない。

息苦しいような歌詞と、身体に響く低音。MDに入ったアルバムを、大きな音で流しっぱなしにして毎日聴いた。
あなたたちの歌で、すこしだけ息苦しさを忘れることができた学生は、なんとか社会人になって、へこんだり少し怠けたりしながら毎日を過ごしている。
たぶん、ただそれだけのことで、でもそう想っている人が、全世界にいるんだよ。それってすごいことだと思う。

www.hipjpn.co.jp

11月の来日公演のサイトは、いまは真っ黒な告知になっている。
楽しみにしていた人、そこから勇気や元気を貰える人もいただろう。
でもきっと、「終わりの時間」なんて誰にも分からないものなんだろうと思う。わからないけど。

お疲れさま。どうかゆっくり休んでください。


本日はそんなところです。


どうでもいいけど、ボンジョヴィのジョンはどこまでイケメンになるんでしょうか…。

四季折々。

お久しぶりです。お元気ですか。

まあ、各位がお元気であることはブログの更新頻度によって知れるんですが…。良かった良かった(何)

本年もよろしくお願いします(まさかの)。


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年末に、近くのショッピングモールにペンを買いに行ったんですよ。
で、ペンのささってる棚に紙の帯みたいのが敷いてあって、ためし書きできるようになってるんですね。

" こんにちは " 
" あいう "
" 1234 "
" シグノ "

この辺はまぁ、普通に分かるんですけど。

" ハリー "
" Harry "

友達か恋人か知りませんが、誰かとファンタビを観たんだと思われます。
それで帰りに、「あ、ちょっとペン買ってくー」とか言って寄ったんだろうな。目に見えるようです。

" ありがとう "
" Potter "

" こんにちは "
" 来年もよろしく "
" ありがとう "
" ありがとう "

「ありがとう」が多かったです。
一人が書き出すとみんな書くんでしょうね。書きやすいし。
「1匹いたら100匹いると思え」みたいな…(台無し)。



年が明けて先日。
買ったペンをさっそく無くしまして…短い命でしたね(最低)。
買いに行ったんですよ。同じ売場に。

で、せっかくだからペンの太さでも変えてみようかなぁ、と思って試し書きしようとしたら。文面(?)がフルチェンジしていました。


" ジェット "
" パイロット "
" 漢字 "

一瞬、航空大学校でも志望してるのかなと…。空へ羽ばたく夢を、文字に託したのかと思ったり。
普通に考えて違いますね。商品名ですね。


" ポケモン "
" 社会学部 "
" 空腹 "
" テスト終わった "
" ポケモン "
" Pokemon "


どんだけポケモンがやりたいんだ、っていう…。

試験が終わったらそりゃ、遊びたいよね。封印してたサン・ムーンを解き放つ時だよね。

「空腹」の字だけ実に金釘流で笑いました。ラーメンでも食べに行ったかな。


たぶん、あの紙には。夏になると「花火」、秋になると「文化祭」なんて書かれていそうな気がします。そしてまた冬。


僭越ながら、自分のことを喋りますと。
最近、時間の流れがやたらと早くてですね。日々がこれ以上なく単調なんだろうな、と思います。

環境や周囲の人が、めちゃくちゃ優しくしてくれるので。このさき1,2年であれば、今のまま、だらだらっと日々が過ごせるような気もしてはいますが。
今のうちに動いたほうがいい、今年が最後のチャンスだ。という感じでもあります。


あの頃の1年は、本当に長くて、色んなことがあって、きらきらしていたなぁ。なんてことを思い出しました。

何年も止まっていた時計を、今年こそは動かしたいな、と思います。


本日は以上です。

黒歴史リターンズ捻ってみた

こんばんは。四宮です。

スマホのメール画面でぽちぽちしていました、韻を踏む気がない何かが溜まりましたので再びはてな様に奉納しておきます。

前にやったやつ。
http://walking43.hatenablog.com/entry/2016/03/20/014134

本当は、寒くなったからセーターを出して、喪中葉書を書いて、色々やりたいことはあったんですけどね…。
明日という日はまだ何も失敗してないから素敵ね、って某プリンスエドワード島の子が言ってましたし。大丈夫大丈夫。(謎ポジティブ)

* *

母娘三人手のひら見せあうテーブルに杏仁豆腐きていそぎ仕舞う

イブよりも天長節と説きながらケーキひと切れはいつも貰う父

「女性人気!」胸張る黒雷噛み砕くもういい私の分もあげるね

六花亭のストロベリーチョコが羨ましい幸せ持ってただそこにいる

* *

無精ひげ会釈してエスカレーター列に入る柔らかに白い食パン揺れる

目の端で光るスマホケースのかがみ着飾る爪がタップを踊る

柱にて座る青年の正気の眼ハロー、世界はどう見えてますか

* *


灼熱のひかりはもはや語れずに冷たく澄んでかんがえゆけと

正直に言うとアメリカ一大事より好きなブロガーの反応が気になる

ラプラスはのりものポケモン一人でも多く連れ行け石巻まで

* *


高知想い笑み崩れたる完熟の顔たち集めトップ賑わう

傲慢はネットにおいて大罪か蹴鞠小父さんに何を重ねる

警察が来ないテーマは難しい誰もが何かを愛しているから

おろおろと検索する間に続き記事胸なで下ろしゆっくり食べる

* *

見えてます「ちょっと表現借りるだけ」お互い同じサイトの見すぎ?

どのくらい好きかを軸にするよりはなぜ恋したかを傍で聴きたい

真青なネモフィラが見たい君の言う深紅のコキアと同じ場所に咲く

* *


文語っぽいのと素がまじって気持ち悪いことになってるのは仕様です。
あと途中に不適切な表現がありましたことをお詫びします。ぶこめにスターがつかないのでやさぐれてました。嘘です。
年末ジャンボが中ればめっちゃご機嫌になると思います。


本日は以上です。

小学校とラノベ。「運命の一冊」に出会う確率を上げる方法

togetter.com


数日前にネットに出回りました、小学校の朝の読書でラノベを読むのを禁止されました問題について。
乗り遅れたかもしれないけど一応思ったことを書きます。


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https://www.pakutaso.com/

* * *

確かに、学校の教室って場がそもそもね、ラノベ向きではないです。
制服の女子がかいてあってなんならぱんつが見えるか微妙なところ、みたいな表紙が多いしね。
背後に人がいる状態ではよみにくい挿絵が多い。もうちょっとサービス抑えめでも良いです個人的には。
ただそれは本人の気の持ちようであって、規制していいものだとは思わないですね。
保護者のほうからクレームがくるとしたら、するほうがまちがってるとおもう。

だって、アホらしいと思いません?
千夜一夜物語」も「カーマスートラ」も普通に本屋で買えるのに。
バタイユもサドも禁止しますか?
乱歩は教育に悪い、とか言っちゃう感じですか。
近親相姦の話で、直木賞とった小説ありましたよね。性描写もあったと思うけど。

まあ、上記に挙げてるようなものを中学生とかが燦々と陽の差す朝の教室で読んでたらね、
「もう本なんて読まなくていいから、校庭でサッカーでもしよう」って言いたくなるかもしれないですけど。

それでも彼/彼女はなんかしら興味があって、その本を手に取ったわけですから。
その出会いと、文章と向き合って過ごす時間っていうのは、余人には計り知れない世界なので。
大事にしてあげてほしい。

* * *

なんかね、世の中には大きな誤解があるようなんですけど。
純文学=お堅いもの、面白くないもの、複雑で意味不明でなんか高尚なことが書いてあるもの。
我慢して読むと人生に大事なことがわかったようなわからないような崇高な気分になれる。
ライトなノベル=明るくて面白くてちょっとえろくって軽く読めるもの。
漫画の延長線上。だからイラストは絶対必要。(っていうひとをAmazonでたまにみかける)

なんといいますか。
文芸をシロとクロで二分化して考えようっていうのが理解できないんですよ。
「良い人間」と「悪い人間」がいないのと同じように、「良い小説」とか「悪い小説」ってものはない。
読む人間が何を読み取るかであって、名のしれた明治の文豪だったら読んで必ず身になるとは限らない。

ただ、後世に残されるほどの文学ってなにが違うかっていうと、「密度」じゃないかなと思います。
重さのある題材で、構成も複雑で精緻で、もう手にとってずっしり重い。
理解するための回路がものすごく曲がりくねっていて長い。
文学としての流れの中での位置とか小説としての技巧とか実験とか、社会や時代を反映した固有のテーマとか、作者が意図することもそうだし、評論するひとや後世の人間が読み取るべきメタな情報も、きちんとその小説を「読む」ために必要なことに含まれると思うんですけど。

自分の話ですけど、まあ結構数をよんではいるんですが、読書力としては中の中くらいだと思うんですね。
何でかっていうと、その「文学を理解するための回路の辿り方」がまだ分からない。
地頭の出来か、知識の有無か、まあ両方なんでしょうけど。
読書レビューとか見ても、同じ本に対しての理解度ってひとによって結構違うものだなと思います。
筋だけ追うなら自分でも出来るけど。そういうことではない。

* * *

話が逸れましたが。
まあだから、二元化してレッテル貼って、ageたりsageたりすることに意味は無いんじゃないのって思うんですよ。
とにかく、自分のであったただひとつの小説に耽溺するという体験をしてもらったほうがいい。

それで、10代の子が運命の小説に出会うために、大人が出来ることって言えばですね。
本を探すお手伝い、だと思うんですね。

人間って千差万別なので。
そのひとが、小説っておもしろい!って思えるような小説をお勧めしたかったら、そのひとを知るしかないと思う。
普段、どんな映画を見ますか? 好きな音楽は? 趣味は? 服装は? とかね。
相手の年齢とか、読書歴とかも大事かな。読むための回路をどこまで単純に/複雑に設定するかっていう問題はけっこう大きいと思う。小学生で「吾輩は猫である」とか読む子もいるわけだから。

それで、相手の心を豊かにしよう!とかね、そんな基準で選ばなくていいんですってば。
読書好きの大人はみんな、心が豊かで素敵な人間を目指して、そうなれてますか? のめり込んで、気づいたらここにいただけじゃないですか?
その過程で、身についたものがあったとしたらそれは、たまたま運命の出会いをしたからだと思います。

好みの話ですが。もちろん、言いたくなかったら言わなくていいです。
ただ、相手のことを何も知ろうとせずに、自分の好きなものを押し付けたとき、うまいことマッチングする確率って天文学的に減ってしまうと思うんですよ。
その一冊はご縁として楽しんで読めても、そのあとに繋がらなそうなきがする。もったいないです。
夏休みの課題図書とかね、完全にお仕着せですから。選んだ大人の熱い意図は分かるけど好みじゃない小説のオンパレードでしたねえ、昔。

どっかでそういう、マッチングする場所とか試みがあってもいいと思うんですけどねー。
この元ネタのツイートの方は司書さんですが、本当に現場で色々考えられている方をだしに、勝手なことを言うのもあれだと思うんですけど。
まあ、どこかで一般人がお役に立てることがあったら呼んでください。

* * *

とりあえず、若人のかたにおかれましては、「【こういう感じの好みにあう】本を教えろやダボ」って本好きの大人に要求すると面白いものにであえる確率が格段にあがるだろうことは覚えておいて損はないと思います。っていうか聞いて。w

それで、本をよんで面白いなと思ったらですね、同じ作家の別の本を読んでみてください。
次は、同じジャンルのちがう作者の本を。
頭のなかに、ジャンルの地図ができてきたら、ぜひ別のジャンルにもトライしてみてほしい。

本を読んでいたら格好良いとか、一足飛びに頭が良くなるとか、そういうことはないです。万巻とはいわずとも、千巻くらいの文学やエンタメを読んできた私が保証します。

ただ。
人間の生老病死、愛や笑いや涙、社会や思想。
そういうものを残すための手段が、文字であること。
何百年も前のひとの言葉が、いまに残りつづけて、だれかを動かしていること。
それって凄いことだと思うんですよね。素敵なことだと思いませんか。

なんて。何年かして、思ってもらえたら嬉しいです。


本日は以上です。


関係ないけど
『中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚』中島克治(著)の掲載書籍リスト - bax | ブクログのパブー
これ普通に面白そうですね…。

【LOSER】米津玄師は、踊れる。中田ヤスタカとコラボもしてる。 【NANIMONO】

お久しぶりです。四宮です。

気づけば秋ですね。早いもんです。
二十四節気でいうといつなのかなあ、と思って調べたんですが。
10/8あたりが「寒露(かんろ)」と言うらしいです。

露が冷気によって凍りそうになるころ。雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き始めるころ。

Wikipedia寒露」|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%92%E9%9C%B2

いいですね。
まるで梅雨みたいな蒸し暑い日が続きますが、そのうちからっと晴れて、涼しくなってくれるといいです。

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写真は「マジカルミライ2016」に参加する前に行った、千葉ポートタワーのカフェです。
参加したイベントやくだらない雑感や、書きたいことは一杯あるんですが。
取り敢えず、これだけはいま言わなければ!と思ったので書きます。

■米津玄師氏の新曲のMVが発表されました。踊ってます。

www.youtube.com

シングル発売するのは知ってましたが…。こんな感じだとは。

最初から最後まで踊って(暴れて?)ますね。
曲が作れて、歌えて、絵が描けるのみならず、おどりをおどるという技まで習得したってことですか。マルチにも程がある。

わりと歌詞を詰め込みまくっている感じがしますね。珍しい…のかな。ボカロみたい?(一周回った冗談)
曲調はだいぶポップになったなあと思いますが。それ以上のことは自分には言えないので、各位の耳と言葉におまかせします。はー…好き。

そのうちMMDになりそう。誰かがモーショントレースして、色んなキャラクターが踊るようになりそう。まぁ、4分あるので、フルはそうとう大変だとは思いますが。
…頭に何か被るの好きなんですかね? いや、雨除けか…(違)

しかし本当に声が素敵ですよね。
「愛されたいならそう言おうぜ」のところで仰け反りそうになった。

なんなの。泣きそう。
こんなに格好良くていいんだろうか。

前にかいたか忘れましたが。
米津さんのキャリアの花道の最初の名義が、言うまでもなく「ボカロP・ハチ」な訳ですが。「ハチさん」としての活動期間は案外短いんですよね。
2009年から2年弱くらい。(「ドーナツホール」はかなり間が空いたのと後続がないので別で数えてます)

商業の世界にでて、自分の声と名前で音楽活動するようになって。
あんなに濃密な自分の世界をもったひとなのに、どんどん作風が変わっていくのが、本当に意外でした。
ふつう、自分の個性って、ものすごく固執したいものじゃないですか。
10年に一度の才能!みたいな騒がれ方をすればなおさら。
なのに、どんどん「普遍的な格好良さ」を身に着けつつも、自分の個性と融和させて、イメージを薄れさせることはないっていう。
その柔軟なところが好きです。

最近、けっこうTVなんかに露出もしているようですが。
昔、「パンダヒーロー」の時かな。あんなに人気曲なのにどうしてまだカラオケ化されないんだろうって話があって、JOYSOUNDからのメールを見逃したかスルーしたかでご本人の承諾が出てないから、みたいな話が昔コメントで出ていて、それを信じてて、「やっぱりそうとう変わった方なんだな…」って思ってました。(ひどい)


natalie.mu

ご本人も「アメーバみたいな存在になりたい」って言ってるので、「変わっているけど柔軟」で、当たらずも遠からずって感じですかね。

MVの公開が9/15。Youtubeでは370万再生。
音楽業界のことが右も左も分からず、「米津玄師」というアーティストがどういうポジションにいるのか、どのくらいの再生数が予想されるのか分かりませんが、結構イイ数字なんでしょうか。
…と言いながら。だらだら書いてるうちに382万に増えてますね。まじか。
10万再生行ったら殿堂入りと呼ばれる世界に生きてるので、半日でそれだけ稼ぐとか考えられないですね。なんか嬉しい。

昨年8月公開の、アルバム「Bremen」の1曲目「アンビリーバーズ」が現在、Youtubeで444万再生。ニコ動で94万再生(マイリスト15,000)。
「LOSER」は(まだ?)ニコ動側では上げてないので、再生数は比較できないですが、比率でいうと恐らく、Youtubeのほうがあきらかに高くなるかと。
まあ、ニコ動はもう足場としてもあんまり使わないのかもしれないですね。

#あのブログやこのブログでも言及されてましたが、ニコ動って音楽のプレイヤーとしては弱いんですかね。特に10代辺り。
ニコ動を中心とする「ボカロ音楽」に興味のある人間としては、「ボカロ」が実際にはどうやって聴かれているのかが非常に気になるところではあります。
(そういや、ボカロ動画をみててしこたま目にした「うごメモ」ってはてなのサービスだったんですね…。びっくりした。)

中田ヤスタカ氏と米津さんのコラボ曲が発表されました。歌ってます。

getnews.jp

中田ヤスタカのソロ最新作となる映画「何者」の主題歌『NANIMONO (feat. 米津玄師)』が本日より全世界先行配信スタート!


www.youtube.com


ヤスタカ御大。最近の曲はものすごい洋モノっぽい(?)ように感じるんですが気のせいですか。そういう流れなんだろうな。好き。
映画音楽もやってるんですか…すごいなあ。。
青春映画みたいなので、その辺に人気で共感されそうな方でコラボしたということなんでしょうか。

上記のアオリって、よく考えると不思議ですよね。「作曲者」として「ソロ活動」をしていて、ボーカルとfeat.してるわけで。
J-POPしか聴いてなかった時分は、「自分で作詞作曲してるアーティスト・バンド・グループ」と「それ以外」みたいな区分しか頭に無かったので…。(言っててどうかと思うけど本当そんな感じだった)
まあ自分のなかでは随分、意識が変わったもんだと思います。


www.youtube.com


動画では1分ちょっとしか公開されてないので、後半が気になる…。
曲が昨日から発売なんですよね。

今、iTunesで購入して聴きました。
MVで公開されている部分が1曲になった感じですね。ほぼ予想を裏切らないというか。とにかく気持ちいいです。
10/5発売のサントラ版では、ヤスタカ氏のサントラはもちろん、この曲のRemixも4曲入ってるそうなので、非常にお得ではないでしょうか。

「LOSER」ですが、さきほどAmazonでぽちったのでご報告します。
あんまりモノの所有欲はないのですが、感謝と応援ということで、限定版で。
みんな、米津さん聴こうぜ。(←これが言いたかった)

* * *

そうだ。関係無いですが、先日の消しちゃった記事にスターありがとうございました。宝物にします(!?)

本日は以上です。

【第7回】「ボカロ」の歩みを振り返る-2011年・ネット上の流行(続き)

こんばんは。今日も暑いですね。

関東では台風一過、静かな夜ですが。東北や北海道では、大雨の被害も色々と出ているようです。…そちらの方に住んでいる方は、気をつけて過ごされてくださいね。

…また、しばらくぶりの更新なわけですが。
心が折れている間に、ブログの体裁を弄りました。HTML、デザインCSSなど、色々なブログにお世話になりました。ありがとうございます。
アイコン&ファビコンも変えました。今後ともよろしくお願いいたします。

また、試験的に、カラースターを積極的に使っていく所存です。緑のアイツが付いてたら、(*ノωノ)キャー っていう叫びの代わりだと思ってください。

 ***

walking43.hatenablog.com

もうすぐ、日付が変わりますね。
初音ミク」が発売されて9年。出会ってから7年と少し、ですか。

書きたいことがうまく言葉にならなくて、長らく滝に打たれて荒行していました。というのは冗談ですが。
せっかくの機会なので、気が済むまで書いてみようと思います。

 ***

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おさらい。
第1回では、そもそもなぜ、ボカロについて喋りたいと思ったか。その理由というか、自分の思う「ボカロ」の魅力を簡単ですが喋りました。
第2回。「VOCALOID」の初期、初音ミクブームの以前の時代について。
第3回では、「初音ミク」を世に出した方々のなかでも、代表的な方を何人か取り上げました。
第5回、ボカロPの紹介。4回・6回が、「ニコニコ動画」の初期、そして「ボカロ」と呼ばれるようになったジャンルの初期。ネット上の広がりや遊びといった事について、ゆるく喋りました。

本日はその続きですね。

自分としては、何も考えず、ただランキングを追いかけているのが楽しかったころの話。きちんと「音楽」「ジャンル」としてのボカロを知って、考え始めるのはだいぶ後のことになります。

★「ボカロ」が震撼した一つのリスト。「P名言ってみろ」

2011年4月。ひとつの動画が、じわじわと話題を呼び始める。
作者はMARETUさん。この曲で知った人も多かったかもしれない。



初音ミクオリジナル】 P 名 言 っ て み ろ ! 【550人】

「P名言ってみろ」というタイトルから分かる通り、ボカロPの名前をひたすらに並べて歌っていくというもの。
詰め込んだテンポが気持ちいい。MARETUさんの調声(滑舌)の良さがよく分かる。

この曲の発想の元になったのは、今話題のあのゲームなのではないかと思うのだけど。…時効かなあと思って言いますが、初めはもう一歩、それが連想しやすいタイトルになっていて、火がつき始めた頃に変わっていた記憶がある。

で。
ボカロで作曲している人にとっては、思わず期待する歌詞じゃないですか。
自分の名前はあるだろうか、と曲を聞き通し、歌詞をぐぐってCtrl+Fし、名前があった!なかった!という、入学試験の合格発表のごとき光景が、あちこちで繰り広げられた、らしい。…と、見てきたように言いますけども。

その後、動画の派生として、色々なPが「今の自分の気持ち」をテーマに、曲を上げ始める流れに。「般若心経」とは異なり、それぞれのオリジナル曲ということで、ますます個性が現れる結果になっていたと思う。
その中でいくつか、有名どころを紹介します。



【猫村いろは】P 名 言 わ れ た か っ た【便乗乙ジナル】

アキバヲタP。すごいお名前ですが、自分にとっては江戸前な格好良いイメージがある人。
便乗乙ジナルて。マシンガンみたいな怒涛のクレーム(?)、からの懇願。かわいい。

歌っているのはAHSのVOCALOID、猫村いろは。ハローキティとのコラボ(ちょっと略しましたごめんなさい)から生まれたキャラクター。
話せば長いんだけど、VOCALOIDやその他の合成音声ソフトって、色んなモノや人とコラボして、一言では言えない経緯を辿って製品になってるものも多いので、そのへんも面白いです。



【猫村いろは】その唇は傲慢なり【アキバヲタ唇シリーズpartⅢ】 

ヲタPといえば、いろはの巻き舌気味の男前な調声が有名ですが。



【猫開発】虚言癖【猫村いろは×miki オリジナル弾き語り的なアレ】 

こういう、しっとり染み入るような弾き語り系の曲も、自分的にすごく好きです。



【猫村いろは】なんだ桜もう散りやがるか【みんな卒業おめ!】 

この歌詞がすごく好きで。一時期ずっと聴いてました。いまでも春になると聴きたくなる。泣けるんだけど主コメ(※動画キャプション文)でちょっと涙が引っ込む。
「桜ノ雨」もとても好きですけど、自分が卒業式で歌うなら。この曲もいいなあと。

そういえば「桜ノ雨」、むかしファミマで飴だかパンだかとコラボして売ってたことがあって。袋が大事に保存してある…はず。
ゲームに収録されたのはとても嬉しかったんですが、英語の歌詞部分がなくなってしまったのがショックで。あそこ好きだったのになあ。
あと、カラオケでも以前、ショートバージョンしか収録されてなかった記憶があります。今はどうなんだろう。



P 名 光 っ て た

鬱Pといえば、ラウドロックやハードコア等、激しい曲調と調声で知られるPの一人。
この曲、単純に喜んでいるのか、勝ち誇っているのかも分かりづらい。…と、当時は言われていましたが。Twitterをみると、柔らかい感じの方でびっくりする。



【GUMI】 Ghost Under the Umbrella 【オリジナルMV】 

何かもう、話すより聴いてもらったほうが早い。格好良いとしか言いようが無い。PVがすごく雰囲気あってかっこいいんですけど、ちょっとグロめなので注意。



鏡音リン】 馬鹿はアノマリーに憧れる 【オリジナル】 

この曲はテキサムさんがイベントで流していた気がする。神回。
アルバム「悪巫山戯」では「え」とかが特に好きです。

鬱Pの曲リスト見ていて、いつのまにv_flower買ったんですねとか、某お笑い曲の流れにのってたんですねとか、赤飯さんと組んでるの驚いたとか、色々喋りたいことはある。「ゴージャスビッグ対談」は驚きのコラボでした。



初音ミク】 P 名 言 わ れ て な い 【便乗リジナル】 

卑屈P。しょぼんとしている曲調がかわいい。


初音ミク】もっと 伸びろ ぼくの 動画 (full ver.)【オリジナル】 


巡音ルカ】ハローワールド【オリジナル】 

このネタで弄られがちですが、有名なPさん。最初に知ったのがこの辺の曲だったきがする。



イントゥ・ザ・ワールド / 巡音ルカV4X 

上記の「ハローワールド」が、VOCALOID巡音ルカ」の門出を祝う歌。この「イントゥ・ザ・ワールド」は、近年出たルカの新しいVer「V4X」を使って作られており、続編的な位置にあると思われます。
ハロワーが09年なので、実に7年弱たっての続編ということに。…早いもんです。本当に。



初音ミクオリジナル】 P 名 言 わ れ た い 【便乗ジナル】

(∵)キョトンP。
主コメの通り、「キラッキラなエレクトロポップ」。ただし内容は、弾けるような歯切れのよい慨嘆。

「曲は文句なしに格好良いのに歌詞が頭から尻尾までネタである」というのはボカロ曲のひとつのお家芸なわけですが、その中で挙げろと言われたら誰かが必ず挙げるであろう一曲。…まあ、この流れで言えばみんなそうですが。



初音ミク】キミノカケラ【オリジナル曲】

その後、まじめな歌詞がついたのがこちら。倦怠感と期待感が混在した、素敵な詞です。

(∵)キョトンPといえば、6900000000がとても好き。

ちなみに、「P名」「キミノカケラ」とも、歌詞のほうはサ骨さん(レッドカードP)作なのだけども、意外と気づいてない人も多いんじゃないかと。
しかもですよ。



【Lily】 P 名 呼 ば れ た け ど (オリジナルだよ)

作詞したご本人は、実は呼ばれてるって言う。

サ骨さんの曲で、代表曲は他にもありますが。自分がいちばん好きなのがこれです。



鏡音レン】 Nsen上の俺ら 【オリジナル】

「おれらのうた」感がじわっと沁みる歌。(※そういうタグがボカロにはあります。意味は「ネット上の俺ら」的なそれで想像して貰えれば。)
Nsenというのは、ニコニコでラジオのように動画が流せるサービスの名前。雰囲気的には、増田に近いだらだら感がある。
始まった頃は活気があったんですけどね。今どうなってるんだろう。

あと、サ骨さんで検索していてさっき偶然見つけました。
サムネで分かる人はニヤニヤしてほしいんですけど。



初音ミク】 どうしてちゃんのテーゼ (リミックスなの) 

某ピノさんのキャラクターをもじって(?)いる曲。
これも2011年。例の「腐れ外道~」のヒットが11年の1月ですが、ピノキオピーがまだピノキオPだった頃ですね。懐かしい。

★ユーザとしての「参加」。ボカロの楽しみ方の色々


初音ミク】 腐れ外道とチョコレゐト 【オリジナル】

思い出したついでに。
この曲のテーマは、「噂やスキャンダル」だと思うんですが、演出として、途中でピー音が入ります。
んで、当時のユーザで、「歌うPシリーズ」というタグをつけた人がいるんですが。


本来、「歌うPシリーズ」とは、「普段はVOCALOIDなどの音声合成ソフトで曲を上げて『ボカロP』として活動しているけど、今回は自分の声で歌を歌って上げてみた」という動画を指します。

自分がいちばん先に思いつくのは流星Pですか。(ちょっと意味あいが違うけど)
『歌ってみた』の「トゥライ」さんと、「magnet」「Soar」「SPICE!」等のヒット曲を持つ「流星P」が、実は同一人物だった…というのが、自分の初期での一番驚きだったかもしれない。



【トゥライ】「magnet」歌ってみた

上記動画に「模範解答」というタグが付いているのは、作曲者ご本人が、「歌ってみた」として歌っているから。

で。
その、「歌うPシリーズ」タグを、この「放送禁止音を使った曲」につけた大喜利マスターがいたわけですよ。手練れのブクマカか、っていう。
今みたらタグロックされてましたね。タグロックは動画投稿者しかできないので、ご本人のお墨付きのジョークということになります。

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振り返ってみて、今思えば何であんなに盛り上がっていたんだろう?と思うことは多々ありますが。ネタももちろん面白いんですけど。
当時の勢いとか、楽しさの一端でも伝わればと思います。

色々な曲調や、テーマの曲があって。それぞれにファンがいたり、新しい人を知ったりして。
ランキングを毎日のようにチェックして。
気に入った新曲があれば、伸びたらいいなと思いながら応援のコメントをして、マイリストに登録して。
コメントで歌詞をつけたり、職人(※コメントの色や配置に凝って、見る人を楽しませる芸)をしたり。広告してみたり、カラオケ投票したり。

分かる人は分かると思うんですが、「転送不要」さんのことを最初、システムによるメッセージだと思ってました。(ほら、色々な動画で見るから…。) 転送さんの愛されっぷりを思い出すとほっこりしますね。

などなど。
音声合成ソフトによる創作のブーム」といえども。創作以外でも、ジャンルがとても楽しめてしまうわけです。
その辺の話はまた、おいおい出来れば。

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後日譚。その後のMARETU さんはというと。



初音ミクオリジナル】 アキバヲタP言ってみろ 【1人】

仲良し。かわいい。



初音ミクオリジナル】 姓 名 言 っ て み ろ ! 【666名】

こんな続編もあります。



初音ミク】コインロッカーベイビー【オリジナル】

ここで、ネタから一転、退廃的でホラーな作風で話題に。
今ではすっかりこちらで定着していて、Diva(ゲーム)にもこの路線の曲が収録されていますが。この曲が上がった当時はかなりの驚きでした。怖格好良い。


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…長い! 我ながら読みづらい! あと全然年代が進まない! でもたのしい!

取り敢えず、いったん切ります。

本日は以上です。